見出し画像

【書評】頭のいい人が話す前に考えていること-結果は話す前に決まっている。

第14回 啓文堂書店 ビジネス書大賞 第一位に選ばれたこの一冊。

安達 裕哉さん著の「頭のいい人が話す前に考えていること」を読みました。本屋さんに行くと高い確率で"おすすめ本"としてピックアップされているため、表紙だけは見たことがある方も多いのではないでしょうか。

この本を読むべき人は、彼女や上司に『君、ちゃんと考えている?』と一度でも言われたことがある人全員です。

そして、その発言に関して『なんやねん!本気で考えてますがな!』と反論した、
または頭の中でそう反論した人はいますぐAmazonでポチって読んでください笑

本の構成は二部構成になっています。
1部では社会人が前提として持っておきたい前提の知識とマインドの整理。
2部では1部で紹介した前提の知識とマインドを基に、さらに思考を深めて"他人から頭が良い"と思われるための要素分解。

まず、この本の要約すると
『"頭が良い人"は他人が判断するものであり、他人から頭が良い人(信頼出来る人)と思われるためには、他人の承認欲求を満たすことが重要である』
となります。

上記の要約は前半の1部までで、2部以降は物事を深く考えて、自分の頭で考えて行動できる人になるためのビジネスマインド面の掘り下げが行われていきます。

ただ、特に重要なことは2部以降に集約されているため、1部を精読して話に引き込まれたらより意識を集中して2部以降を読み進めることをおすすめします。

2部では、他人の話を①整理し、課題を深堀りするため必要に応じて②質問し、他人の中でぼやっとしていることを③言語化する能力に関して記述されています。

とにかく、本のボリュームは少ないですが、話の厚みがあるため、まとめるのが非常に困難なこの一冊。

明日から『ちゃんと考えている?』と彼女に言われないために、あと5週はしたい良書。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?