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〔東京浅草〕ローカル味たっぷり “WIRED HOTEL ASAKUSA” に泊まってみた
LOCAL COMMUNITY HOTEL
今回宿泊してきたのは、WIRED CAFEを運営するカフェ・カンパニー株式会社が東京浅草にある複合施設、浅草九倶楽部(アサクサココノクラブ)内に2017年に開業したホテル。
同時にZAKBARAN(ザックバラン)というカフェ&バーもオープンしている。
WIRED HOTELが持つコンセプトは "LOCAL COMMUNITY HOTEL" 。地元浅草の職人や作家、デザイナーとのコラボレーションを通して生まれたこのホテルには、「旅や観劇で街を訪れる人々や地元生活者が混ざり合い、交流し、浅草をより深く "体験" できる拠点となるホテル」という想いが込められている。
施設内は、
1階:カフェ&バー「ZAKBARAN(ザックバラン)」
2階:劇場「浅草九劇(あさくさきゅうげき)」
3階〜10階:客室
となっている。
"LOCAL COMMUNITY HOTEL" を表す3つのキーワード
Ⅰ. AMBASSADORS
「WIRED HOTEL」のコンセプトに共感する、国籍も年齢も趣味も職業も様々なローカルがあなたの旅のコンシェルジュに。
Ⅱ. 1 mile x 100 mile
「WIRED HOTEL」を拠点にご近所と関東近郊それぞれを楽しむことで、より深い"体験"を。
Ⅲ. C.A.F.E.
街を訪れる人々と地元の方々が集う、コミュニティの場。
開業 :2017年4月1日
場所 :東京 浅草
躯体 :リノベーション
運営 :カフェ・カンパニー株式会社
設計 :カフェ・カンパニー株式会社
客室数:30室/グレードあり
価格帯:約¥4,800〜/人
格付 :★★★
その他:バー/カフェ/劇場
公式サイト引用
WIRED HOTEL ASAKUSAは、地域と交流し、文化や伝統を体感することができる"LOCAL COMMUNITY HOTEL"です。 東京の歴史文化都市・浅草という街を体感していただけるように、地域の職人やデザイナーとコラボレーションし、デザインの異なる30室のゲストルームをご用意しました。1階のカフェ・レストラン「WIRED CHAYA 浅草店」では、コーヒー1杯から、“和”をモダンに解釈した定食やデザートまで、朝・昼・夜を問わずお楽しみいただけます。また、地域の方や文化と交流できるコミュニティーイベントも定期的に開催しています。
周辺エリア
最寄りはつくばエクスプレス浅草駅だが、東京メトロ銀座線浅草駅から歩く。雷門をくぐり、仲見世商店街を抜け、ホッピー通りを過ぎた先にホテルがある。
通りから一番近いガラス扉から入ろうとすると、そこはカフェの入口で既にクローズされていた。ホテルの入口は路地の先にある。
ロビー
入口横にはホテルのマークをあしらった大きな提灯。中からも外からも存在感がすごい。
奥へ進むとチェックインカウンターが現れる。その手前には地元の作り手の作品がディスプレイされている。
壁には "1 MILE GUIDE BOOK" というものがある。自分で気になるコンテンツをピックアップしてガイドブックが作れるというもの。
見てみると中には明らかに数の減っているものもあり、どれが人気かなんとなくわかる。
独特な世界観のガチャガチャ。覗いてみると富士山のフィギュアが入っているのが見えた。他はなんだろう。
チェックイン
チェックインの際にカウンターにいたのはとても感じのいい西洋人の男性だった。日本語でとても丁寧に案内してくれた。
日本人のスタッフもいるようだが、何度か英語で案内されたのでやはりインバウンド客が多いのだろう。
渡されたのは部屋のカードキーと朝食券、インフォメーションだった。
部屋に置いてある分厚いインフォメーションもそうだが、基本的に日本語で書いたものをそのまま同じ文字量で英語でも書いている。
全体的に情報量を減らして1フレーズで書いてくるホテルも多いがしっかり文章で伝えている。大変そう。
エレベーターホールはなく、降りると目の前が壁でびっくりした。今回は501号室。エレベーターからすぐだった。
私の部屋だと関係ないが廊下を奥まで進むと目のないダルマが壁に飾ってあった。怖い。
お部屋
ホテルが入居する建物にはカフェ・劇場もあるが、宿泊施設もホステルとホテル部分に分けられているため、ドミトリータイプの部屋も存在する。
部屋のグレード設定が超ややこしいので、整理してみた。
予約する際は部屋の内容をよく確認しよう。
私が泊まったのは "STANDARD MINI" という部屋。
各客室グレードと私が今回宿泊したお部屋〔▶〕
WIRED PENTHOUSE BY DUXIANA
1001
WIRED TERRACE TWIN
507
SUPERIOR A
901
SUPERIOR B
902
SUPERIOR C
803
SUPERIOR D
605
STANDARD
802, 703, 704, 601
STANDARD COMPACT
801, 604, 504, 506
HOLLYWOOD TWIN
602, 505
▶STANDARD MINI
701, 702, 603, 501, 502, 503
STANDARD BUNKBED A
301
STANDARD BUNKBED B
302
STANDARD BUNKBED C
303
MIXED DORM
4011-4044
FEMALE DORM
4051-4058
公式サイト引用
WIRED HOTEL ASAKUSA ではそれぞれの旅のスタイルに合わせた客室をご用意しています。ゆったりと贅沢な時間を過ごすことができるペントハウスもある「SUPERIOR」。お1人でも気軽に利用しやすいシンプルで無駄がないデザインの「STANDARD」。ご家族や仲間とより多くの時間をシェアすることができる「FAMILY ROOM」。また、全30部屋で1926年創業のスウェーデンのベッドメーカー「DUXIANA」のベッドを採用し、旅の疲れを回復させてくれる心地よい眠りをご提供しています。
このホテルには客室が30しかない。その中でドミトリーからJr. スイートまで設定されていることに驚いた。あらゆる目的・価値観の人を取り込もうという意思を感じる。
部屋に入るとまず藍染めのベッドリネンが目に入る。
藍染めの帯と浴衣が2人分。とても綺麗だ。
部屋を入ってすぐ横には多くのビジネスホテルと同じように一段上がったバスルームがある。
開けてびっくり、タイムスリップしたのかと思った。こんな古いユニットバスまだ売ってるのか。2017年に建ったホテルだとは思えない。アメニティがいろいろ置いてあるが全くフォローにならない。
部屋の入口から奥の窓まで続く長いテーブル。
レセプションにディスプレイされていたブランドのレザーカバーに入ったホテルインフォメーション。
一体過去に何をされた?
浴衣もそうだがお水も2本。1人滞在なのに。
あれもこれも地元の工芸品のようだった。
もしや…と思い開けたらここにも。ドライヤーのケースがそうだった。
レザーのスツール。座り心地がよかった。
通気口のようなものが見え、空調を家具工事で埋め込んだのかと思った。
その正体は冷蔵庫だった。エアコンは天井にいる。
壁のピースが塗られている。細かい。
照明スイッチと電源はベッドの両サイドにある。
カフェ
1階のレセプションから奥はカフェになっている。夜は外からの入口は閉じているが宿泊者らしき人はいた。
朝食
朝食は1階のカフェで7時~11時。早めにホテルを発つ必要があったため7時にカフェに向かうと、私が最初の客だった。朝食は和食・洋食・フレンチトーストから選べる。
朝食券は昼にランチで使うこともできるらしい。
ささっと食べて出発する予定が、注文から15分ほどで料理が運ばれてきた。とても丁寧に盛り付けられていて、充実した朝ごはんだった。
まとめ
利用者は私以外、皆外国人だった。
似たコンセプトのホテルでは星野リゾートのOMOがそうだが、見どころてんこ盛りな浅草のWIRED HOTELには日本の下町の面白さがギュッと詰まった印象だった。
東TOKYO観光の拠点にいかがだろうか?
OMO5 東京大塚に宿泊した際の記事はこちら
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