2023年ふりかえり(スマホ音ゲー)

DEEMO(Android/iOS)/CYTUS(Android/iOS)

Google Play Pass3か月無料体験中にもう少し遊んでおけばよかったなと今になって思い始めています。サブスクで全楽曲パック解放。
選曲が手間なので、いっそランダム選曲があれば…
無印CYTUSの方はSwitch版でストーリーの補完が見れるので、買おうかどうか迷っています。CYTUSⅡとのつながりも気になるけど、なかなか踏ん切りがつかないです。

CYTUSⅡ(Android/iOS)

ストーリー完結おめでとう!
◎人間が自律する機械のことをどう捉えるか(反テクノロジー団体や難病者支援ロボット等)
◎自律する機械がどんな人間観を抱くか(特にIvyやIlkaの変化)
◎メディアが切り取る部分(iM、報道、ゴシップ雑誌)と神経ネットワーク上に記録された実態(OSやメッセージ履歴)の乖離
◎群像劇としての面白味(離散集合、視点切り替え、すれ違いや陰謀など)
◎物語における音楽の位置づけ
SFプロトタイピングというと大げさかもしれないけど、多方面において示唆に富む、頭と心の双方を揺さぶる素晴らしい物語だったと感じます。
緩急浮き沈みの激しい展開だったけど、遊んでよかったと本当に思った作品の一つ。

DEEMOⅡ(Android/iOS)

3章終了まで遊びました。「過去の記事」の収集が不完全だけど、4章もやってしまおうかな。小ネタや考察ネタが多いので、クリア後に考えさせられることがたくさん出てきそうな感じです。
イベントムービーの映像美は必見。

Lanota(Android/iOS)

気づいたらゲーム内通貨が増えて、イベントやソシャゲチックな要素が追加されていて驚きました。マネタイズに苦戦していないかちょっと心配。
ストーリーは年1回程度の更新になってしまってはいるけれど、緊迫の展開が続いているので、長い目で楽しみにしています。
今は購入済みだけど手を付けることができていなかった曲を中心にアバター集めを進めています。ユアミトスの楽曲パックが最高。

SparkLine(Android/iOS)

インドネシア産音ゲー。Tone Sphere的なシステムで判定線が無く、ノーツの同心円だけでタップするところを見ないといけないのが難しいです。
UI/UX周りの改善が進んでいて、判定調整とタップ音のオンでかなり遊びやすくなった印象です。1月末のアプデでさらにUI/UXの変更・改善が予定されているそうなので、その点も楽しみ。
ストーリー面は過去にいろいろあって夢破れた人たちのMMORPGを舞台とした群像劇。
ローカライズは丁寧に行われているものの、やや説明口調なのが気になります。ただ関西弁のキャラが出てきたり、関係性が見えるように描写されていたり、読んでいて魅力的なシナリオだと感じています。
制作スタジオのWizDrreamは、音ゲー以外のゲームも制作していきたいとニュースレターで語っていたので、そちらの今後の動きにも期待しています。

課金後のお礼のメッセージが印象的だった。うまいもん食ってくれ…

陽春白雪-Lyrica- 酔月(Android/iOS)

5.0アップデートで「酔月」のサブタイトルが付き、大幅な仕様変更が実施された漢詩音ゲー。
コンボ加算が無くなった影響で、「どこでミスしても1ミスは1ミス」になり、精度はそこそこなのに中盤でミスしたせいでスコアが極端に低くなる現象が無くなりました。他方、フルコンボの場合でも精度によって評価が3つに分かれるので、フルコンボであっても一番低い「銀・陽春白雪」が続くと、「判定の緩さに救われていたのだなぁ」と自分の力量の無さが露骨に表れて結構凹みます。
コンボ加算は「フルコンボそれ自体の達成感」を喚起する側面もあるけれど、実際の力量は精度に現れる側面もあります。
Rayark音ゲーは全てコンボ加算がありますが、例えばCytusはTPとして精度もリザルト画面に表示するなど、フルコンを目標とする初級者・中級者から精度にこだわる上級者まで楽しめるように工夫していたのだと改めて気づかされました。

陽春白雪はSwitch版も遊んだのですが、こちらは楽曲のベースになった漢詩の解説も簡潔ながら載っていて、「茶道」の由来となった漢詩などもあり、興味深いものがありました。

歌詞の意味が分かれば、譜面に歌詞が表示される演出ももっと楽しめるのになぁ、とずっと思っていたので、今後も解説要素を拡充してほしいです。

(ちなみにスマホ版は言語設定を「繁体中文」にした場合のみ、トップ画面の「選曲」→任意の楽曲を選択→2段目「曲 ◎◎(アーティスト名)」の隣の「!」ボタンをタップ→「賞析」ボタンをタップ で詩歌の解説が見られる)

Gadvia(Android/iOS)

「陽春白雪」制作会社による新作音ゲー。
育成要素がかなり不便に感じました。「あのアイテムを入手するためにはこのイベントに挑戦する必要があって、そのためにはこのステータスを上げる必要があって、そのためにはこの武器やアイテムが必要で」みたいな部分が個人的には厳しかったです。やっているとなんとなくSpiritfarerを思い出すのですが、あちらほど軽快ではなくスタミナ制もあるので、どうしても。
育成要素をこなすことで、音ゲーのミッションの難易度が下がって、探索を成功させやすくなるシステムです。どんな楽曲であっても理論値に挑戦できるだけの力量があれば育成要素無視できそうな気もするので、結局自分の力量不足です。
ストーリー面ではいったん滅亡しかけた世界の再興という要素や、島民の設定などかなり魅力的なものがあり、時間を掛ければ施設のアップグレードや育成要素も乗り越えられそうなので気長に遊んでいこうと思います。

Hexa Hysteria(Android/iOS)

ストーリーや世界観が説明しにくいのですが、とにかく演出と世界観が素晴らしかった音ゲー。「人類最後の歴史データベース」にアクセスして失われた人々の思いに触れよう。
とにかく意味深な小ネタが多い!あの要素とかアレとかどうなるんだ!?ということで、続きを待っています。続きが滅茶苦茶気になるんですが、マネタイズできているのか心配。

収録楽曲も他の音ゲーでよく見かける方の楽曲がたくさんあり、判定線の個性的な動きや譜面の動きも楽しめます。LanotaとPhigrosを足して割ったような感じと例えられているのを見かけました。他の音ゲーといかに差別化していくかが課題なのかなぁ。


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