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#331 しいたけの菌打ち

 立春が過ぎても寒い日や雨の日が続いていた。今日は晴れたが、風が強く寒かった。私は近所の佐藤さんと椎茸(しいたけ)の菌打ちをした。
 佐藤さんは大阪から移住して2年。自営業だが、農業に熱心な方だ。

 直径10~15cm長さ1mほどのクヌギの木に、ドリルを使って椎茸菌を打つ穴を開ける作業から始めた。穴を開ける間隔は約10cm。クヌギの木の表面に10cmほどの間隔で穴をあけていった。椎茸用の錐(きり)をつけてドリルをまわすと、吸い込まれるように2cmほどの穴が開いた。穴が開くと、クヌギの切りくずが外に出てきた。クヌギ1本に50個ほどの穴をあけた。

ドリルでクヌギに穴をあける


その穴のところに、椎茸の菌を打つ(駒打ち)をした。金づちを使ってトントントンと菌を打ちこんだ。一人では単調な作業だが、2人で話をしながら楽しく作業した。

ドリルであけた穴、しいたけ菌を打つ。

 菌打ちをした椎茸は、2人で分けた。

 その後、菌打ちをしたクヌギに蓆(むしろ)をかけた。乾燥を防ぐため、適度の水分を撒いて、夏までは椎茸菌がクヌギにひろがっていくようにしている。

 その後は、竹藪や日陰に置いておくと2年を過ぎるとシイタケがとれるようになる。

 春と秋の雨が続いた後、肉厚のシイタケが上がってくるのを楽しみに、今日は作業を終了した。

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