#348　地区の会議

　今日私は、地区の総会と地域保全会（地域多目的機能保全会）の総会に参加した。地区総会での区長のあいさつで、最近この地区で、大雨が降り、溝が枯れ草等でつまったため、大量の水が道路に溢れたことなど、予期せぬ自然災害が起きる心配があるとの話があった。秋には、区民全体で環境美化活動や市全体で総合防災訓練もあるので、協力をお願いしたいとの話もあった。

　会議はおおきな議論もなく淡々と進んでいった。区長から、毎年９月公民館で行われる敬老祝賀会の参加年齢を７０歳から７５歳に引き上げることが提案された。高齢化により、公民館の収容が限界になっているという理由だった。

　引き続いて地域保全会の総会にも参加した。農業をする（農地を管理する）ことは、地域の景観を守るだけではなく、例えば水田のように自然のダムとしての保水力を高める機能を果たすことになり、防災に非常に大切な役割を果たしているという説明があった。

　農家を支援することを目的として作られた地区農地保全会が、高齢化等によって担い手不足となり耕作放棄地が毎年拡大しているのも現状である。それに伴い獣害の問題も頻繁に起こっている。みんなで、根気よく話し合いを続けていくことを確認した。

　明日から４月になり本格的に農業が始まっていく。雨が降り続いたり、水不足になる年もある。去年は、異常な暑さが続いた。

　今年はどうだろう。ほどよい天気で、豊かな稔りを願っている。

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