JAPAN MOBILITY SHOW 2023で感じた、モビリティの未来と可能性
2ヶ月ぶりの更新。急に肌寒くなりましたね。
前回のnoteでは、FUNDINNOへの挑戦について記しました。
結果として、212名もの方々から3,582万円をご支援いただきました。
このたび応援いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
先日、4年ぶりのモビリティの祭典「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(JMS2023)」が開催され、Carstayも参加しました。
そこで、このnoteでは、JMS2023の概要と、私が感じたモビリティの未来と可能性について記したいと思います。
東京モーターショー2019から4年
4年前、Carstayは、日本初のキャンピングカーのカーシェアサービスの発表に合わせて、東京モーターショー2019に出展。
前回は、野外エリアにて、キャンピングカーを展示する形で、バンライフ(VAN LIFE)の魅力を発信しました。この展示をキッカケに、カーシェアの初期ユーザーを獲得することができました。
会場全体では、トヨタが自動運転EV「e-Palette」を大々的に発表したのが話題になりました。
そこから4年の歳月を経て、各大手自動車メーカーの動向が注目される中、東京ビッグサイトで開催されたのが、JMS2023でした。
Japan Mobility Show 2023について
2023/10/26~11/5で開催されたJMS2023は、10日間で、111万人を超える来場者数となり、国内最大のモビリティ関連のイベントとなりました。
50年間、愛され受け継がれてきた「東京モーターショー」という名称が変更。東京から日本へ、クルマからモビリティ全般へ広げ、"みんなで一緒に未来を考える場"というコンセプトが掲げられました。
そこで、「Startup Future Factory」というモビリティ業界のスタートアップ企業が集結し、未来に向けて産業拡張を目指すという新しい企画が誕生。Pitch Contest & Awardというピッチコンテストのファイナリストとして、Carstayを採択いただきました。
Pitch Contest & Award出場
予選会はNewsPicks本社、決勝戦は東京ビッグサイトで開催。著名VCのみならず、自動車業界の大企業の方々にもピッチを聞いていただける、またとない機会となりました。
今までピッチ資料を作り込むことはあっても、ピッチ自体の練習に時間を費やすことは少なかったのですが、今回は大舞台ということもあり、台本を何回も書き直し、ピッチの様子を録画するなど、かなり準備して臨みました。
その結果は… 惨敗。正直とっても悔しかったですが、ステージでは気丈に振る舞ってました。しっかりと今回の結果を受け止めて次に繋げていきます。
当日の様子はNewsPicksで放送されてますので、ぜひご覧ください。
HW ELECTRO社のブース登壇
また、日本初のEVキャンピングカー「moonn.」を共同開発した、HW ELECTOR社の出展ブースにも登壇させていただきました。
次世代モビリティエリアに出展されていた、HW ELECTRO社のブースには、EVファンの方々がいっぱい。
moonn.は、ガソリン車のキャンピングカーの約200倍の容量のバッテリーを積載しているため、電源の不自由さから解放される
今後、EV充電器が普及し、ベース車両がEVシフトすることで、キャンピングカーは「動く家」のように快適に滞在できるようになる
いまはアウトドア愛好家が中心のキャンピングカー市場が、「可動産」市場へ生まれ変わることで、何十倍もの市場規模へ成長する可能性がある
という、EV × キャンピングカーが融合する、明るい未来についてお話しさせていただきました。持参した「moonn.」のパンフレット500部は一瞬でなくなり、大きな反響がありました。
キャンピングカーエリア
そして、JMS2023では、ホール貸切でキャンピングカーエリアが設けられ、35台もの車両が展示されたことでも話題になりました。
ビルダー各社が自慢の1台を出展し、ファミリー層を中心に数多くの来場者の心を鷲掴みにしていました。キャンピングカーショーと異なり、そこまでキャンピングカーに興味がない人も多く来場したJMS2023にて、このように大きく露出できたことは、バンライフの文化啓蒙にも繋がったと思います。
またトヨタのように、大手自動車会社がキャンピングカーを出展したことが、RV市場の盛り上がりを象徴しているように感じました。
大手自動車メーカーのエリア
今回の目玉は、大手自動車メーカー各社が、未来を見据えて、BEV(Battery Electric Vehicle:電気自動車)を取り揃えてきたことでした。
BEVは、近未来的なデザインのものもあれば、走行性に優れたもの、実用性に長けたものまで、様々な種類のものがラインナップ。中国の技術力の結晶である、BYD車両群も圧巻でした…!
そして、キャンピングカーのベース車両として人気があるハイエースもBEVに。今回公開されたのは1名乗りで、広々した積載空間が特徴。将来的に、この車がEVキャピングカーに生まれ変わっていく未来が垣間見えました。
JMS2023に参加した感想
最後に、私の決勝ピッチでも引用させて頂いたのですが、JMS2023の開会式にて、豊田章男会長がこう仰っていました。
今回参加してみて、まさにこの言葉の通り、大企業とスタートアップが連携していきながら、BEVや自動運転という技術革新によって、私たちの暮らしがどのように豊かになるか?感動体験がどのように生まれるか?という点に、各社がフォーカスして展示されていたことが印象的でした。
特に、未来の東京を体験できる「Tokyo Future Tour」の完成度が高く、レジャーから防災まで、幅広く活躍するモビリティたちによって彩られる、未来予想図にワクワクしました。
総じて、モビリティ社会の未来は明るいと思わせられるようなショーでした。また、私たちCarstayも、スタートアップ企業として、人々により必要とされるサービスへ育てていかないといけないと、強い使命感を感じました。
以上、ここまでお読みいただき誠にありがとうございました*
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2023.11.18
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