やろうとしていることは、一夜漬けで乗り切るのようなことなのか?
その時僕がやろうとしていたことは、
テスト前の一夜漬けで乗り切るようなことじゃないと分かっていました。
「ほぼ日」糸井重里さん
https://www.1101.com/n/s/masako_and_itoi2/2020-01-14.html
何かをつくるとき、何かを解決したいとき、
どんなヴィジョンがベストかを描いて、
大切に持っておくことが肝心なんだなぁ。
それは、
本来の目的を見失ってしまわないために。
たとえば、
○○ダイエットで、1ヶ月●●kg減!!
といった、短期間での結果を求めることは、
テスト前の一夜漬けで乗り切るようなことに近い。
短期間で結果を得ようと求めるあまりに、
大切なことを見失いがちだと知っておく。
学生時代、一夜で覚えたものは、
テストに書いた瞬間、消え去った。
それと似ていて、
短時間で得たものは、すぐに失うのかも。
無理して不自然な食生活をして、
一体、何を得られたのだろうか。
失ったものの方が大きかったのではないだろうか。
結果を出そうと焦るとき、
周囲の圧力がかかっている。
思い込みや、刷り込みもあるだろう。
他人の意見に傷ついて、振り回されてしまう。
あるいは、流行に惑わされて混乱してしまう。
自分はどうありたいのか、
分からなくなってしまう。
そんなとき、思い出したいことがある。
私たちはきっと、
ただ単にやせたいわけじゃなく、
幸せでありたいのだということ。
私たちはきっと、
ただ単に体重を減らしたいわけじゃなく、
無条件にわたしを肯定するようになりたいんだということ。
私たちはきっと、
数値で評価されることから解放され、
ただそこに存在するだけで、愛されたいのだということ。
それはきっと、一夜漬けのようなことではなく、
毎日少しずつ熟成されていく発酵食品のようなこと。
日々、ほんのちょっとずつ新鮮な空気を吸って、
すこーしずつ変化していくことを楽しもう。
歩みはゆっくり、着実に。
どうやら、わたしのやろうとしていることも、
テスト前の一夜漬けで乗り切るようなことじゃなさそうだ。
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