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「不安しかない」2021年マイベスト

2021年によく聞いた音楽のことを勝手に紹介します。


まず、
個人的2021年流行語は、

「不安しかない」
takayuki kokaji

というわけで、今年は不安の一年でした。
不安しかない一年も過ぎ去ってしまえば、
あとは安心しかない。
と信じてます。笑

さて、今年の年末はたっぷり時間があるので、
今年とくに聴いた音楽のことを紹介させていただきます。

大変な一年でしたが、
素晴らしい音楽がたくさん生まれた一年だったようにも思います。

昨年2019年は、ライブやエンタメ業界も困惑の状況でしたが、
今年は、それぞれが新たな形へ進化した一年だったようにも感じます。

それぞれの楽しみ方で、
よりエンタメが元気になったような気がしています。

それでは、
2021年の個人的ベストを発表していきます。

(あくまでも個人的な勝手な評価です)


① Where's My History?  / [Alexandros]

Where's My History?  / [Alexandros]

今年は、まず彼らなしでは僕の一年は語れません。
本当にお世話になりました。
そして彼等にとっても飛躍の一年だったのではないでしょうか。

ライブにも何度か足を運ばせていただいたし、
打ち上げ配信、トーク配信にもお邪魔させていただき、
ステージの上も、ステージの下でも本当にカッコいい方々でした。

お店でずーっとBGMにして聞いてたな。

縁あって、ファンの方々とも会う機会が多く、
ドロスクルーの方々は本当にいい方ばかり。

なにかとファンの方々にも助けられました。

2021年は、まさに、[Alexandros] 様 ありがとうの一年でした。

② effector / androp

effector / androp

2021年暮れに発売されたこのアルバム。

この混沌とした2年間が集約されたかのような1枚。

「そうだ今も息をしてる」
「もう一回 光の場所へ」
「不安で仕方ない」
「笑いあっていたい」
という、いま、の言葉をしっかり歌って、
「さあどうぞ」
なんて伝えてくる内澤崇仁の声。

きっと彼らなりにも悩んで苦しんで、生み出した、
メンバー全員の人間性もそのまま映し出したかのような、
素晴らしいアルバム。

実は僕が病状で苦しんだときに、
真っ先に駆けつけてくれたのも内澤君でした。
「心配かけて悪いね」なんて、言ったら、
「なんで気を使ってるんですか」って、彼が言ったひとこと。

そうか、誰かに気をつかう必要なんてもういいや、
自分に従順に、身勝手に、そのままでいいや、
って開き直れました。

感謝の一枚ですね。

③ FOREVER DAZE / RADWIMPS

OREVER DAZE / RADWIMPS

8月のフジロックと、12月に横浜でライブ見れたんですが、
素晴らしかった。

野田洋次郎の歌って、こんなに届くんだなあと感心してしまった。

実は、ちゃんとライブを見たのは今年が初めてで、
近いようで遠い存在だったのですが、
今年、改めて好きになったバンドです。

「鋼の羽根」という曲で、

何回入れたって自販機に跳ね返される
100円玉がまるで自分を見てるようで

って歌詞があるんですが、
なぜか、ライブで涙がでた。

こんな言葉を歌詞にできる人って、彼以外にいないんじゃないでしょうか。

聴くたびに良さが増していくアルバムです。

③ OVERHEAT 49 / 百々和宏

OVERHEAT 49 / 百々和宏

ウエノコウジさんや武藤昭平さんたちと、幾度とお店に遊びに来てくださり、
たくさんのお酒を飲んで、こんなに楽しい時間は久々だなあ、と感じたことがありました。

昔のバンドマンの打ち上げのような、
まあ、あれは打ち上げか。。。

いい方失礼かもしれないけど、
いい歳になっても、こうやって最高なロック仲間とバリバリロックやって、酒飲んで、
どうせB級品だろ、って、
カッコよすぎる。
憧れる。

バースデーライブにも行かせていただきましたが、
うわー、いいなあって、心から思いました。

「夜が明けたらすぐに出掛けよう」
「そのうち仲間も見つかるさ」
「新しい旅に出掛けよう 鬼退治の気分で」

そうか、いい大人が、いいロックミュージシャンが、
仲間になって、いくつになっても鬼退治に出掛けていく。

少年のような物語が、いくつになっても続いてくんだな、
ロックってやつは。

そうだ、なんだっていいんだ、
一級品じゃなくていいんだ、
好き勝手にやってやるぜ、
好き勝手に旅に出掛けてやるぜ、
って清々しいロックンロールハート。

同時発売の、「泥酔ジャーナル4」
も、お酒にまつわる百々さんの日常。

実は、このところの愛読書。

病気になって、
時間があるからって、いろんな難しい本買い集めたりしたんですが、
療養中、どうも手が伸びてしまうのはこの本。

疲れているとき、辛いとき、
スッっと読みたくなるのって、
こんな肩の力が抜けた何気ない文章。
(実は、ほんの少し、僕も登場しています。)

どちらも疲れたときにでも、ロックンロールの力を借りたくなったら、
ぜひ。

(※ライブ会場で手に入りますが、全国流通は、2022年2月でした。)

⑤ Castle in Madness / 4s4ki

偶然なんですが、今年のフジロックで、
とくに期待はしてなかったんですが、
度肝を抜かれたこの方。

アー写だけは、なんとなく見ていて、
なんて読むんだろう、この子。
って、気にはなってて。

アサキ、って読むそうです。笑

カオスな世界観に、こんな子いたんだ、
ってびっくりした。

「反省は後回し」
「淡々と運ぶ毒たち」
「溶けてく脳脳脳」
「いいやもう nonono」

こんなに言葉少なく自分の世界観をつくって操れる才能って、
簡単そうでなかなか絶対できない。

世界にもっと評価されるべきZ世代というのか、
なんというか、おじさんには説明が難しいところではありますが、
すごかった。

来年以降、更に活躍されるんじゃないでしょうか。

以上、5枚が今年のマイベストアルバムでした。


音楽に救われた一年。

最後に、個人的マイプレイリストもつくってみたので、
よかったら、お正月の移動中やお部屋のBGMにでもしてみてください。
2021年発表以外の楽曲もありますが、
単純に、今年よく好んで聞いた曲をまとめてみました。
共感いただけると嬉しいです。

☑ kokaji's playlist 2021 

小梶貴行2021年のベストプレイリスト

https://open.spotify.com/playlist/14kwjO1AM4w2UWlD0znwZo?si=29fedd9277fb4797

どうか皆様よいお年をお過ごしください。

来年は笑いあっていたい ですね。

2021.12.31
小梶貴行

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