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ラストナイト・イン・ソーホー/二人の女優を好きになってしまう。

▷『ラストナイト・イン・ソーホー』 U-NEXT

▷90点/王道の展開。だが、何か良い。

▷あらすじ

『ファッションデザイナーを夢見るエロイーズ。ロンドンのデザイン学校に合格し憧れのロンドンにやって来たが、祖母は凄く心配しました。理由は、彼女の母はロンドンで自殺を遂げていたからです。寮でエロイーズはあまり上手く馴染めず、少し離れたボロボロの家に大家さんが下に住んでいる二階建ての家に住み始めます。しかし、そこに住み始めると凄く不思議な夢を物語のようにいつも見ます。そして、徐々に夢の中のサンディという女性は、妙にリアルで不幸になり、彼女は殺されてしまいます。その殺された場所は、エロイーズが住んでいる場所でした。この謎を解決しにいくが、彼女も同様に幻像が見える不幸に巻き込まれるのであった。』

▷徹底感想

流石、エドガー・ライト監督ですね。前の『ベイビー・ドライバー』も好きなのですが、今回はホラー強めの映画でありましたが、自分は充分に楽しめました。(アニャとトーマシンが大好きで観た要素もありますが、、、)

それでは、今回の映画では、自分がどこをPick Upし、注目したのかを書きます。それではいこう。

まずは、二人とも周りの環境が悪すぎるということです。

まず、トーマシンの環境です。母親は自殺をし、デザイナーの学校に行けば、周りの人はハイブランドの服で身を包み、トーマシンは自作で作った服を着て、馬鹿にされていました。(個人的には、ハイブランドに身を包んだ人よりも、自作で服を作ったトーマシンの方が好きです。でも、ハイブランドの人が、そのブランドの歴史を熟知していたら、何も言いませんが。)

そこから、自分の不幸話が始まります。親が死んだ話が会話のスタートです。地獄みたいなトークテーマですよ。これを、回すのは正直に辛い。

トーマシンも、自分の母親の自殺を言いたくないのですが、仕方なく言うと、不気味がられます。(お前らがそのトークにしたんやろがい、、、)

そして、トーマシンは陽のテンションには馴染めず、トーマシンはボロボロの家に行きます、、、これがトーマシンの環境です。

次に、サンディの環境です。彼女は、とても美人で、歌も上手い。ある偉い男に出会い、舞台デビューをすると思えば、実態は女性を性奴隷のように扱う職場で、男は私腹を肥えるための道具としか思っていませんでした。

それに、サンディは気づいた時には、もう周りを囲まれていました。そして、サンディは酒と薬に溺れていき、多分お客様との性行為も行っていたと思います。夢は叶えられなくなったが、生きていくためには仕方が無いと考えていたと思います。そして、彼女はあの男に刺されて、不幸な死を遂げてしまいます。

両者ともとても辛い境遇にいます。サンディは人間という概念を失わされ、エロイーズは、生活に自分を狂わされる。この時代の女性の立ち位置を蹴落とすシーンを生々しく映し出しており、ホラー映画よりも怖かったです。

また、トーマシンはサンディが殺される夢を見た途端から、彼女はもっとオカシクなります。男の影がいつも現れたり、誰かから追われたり、自分が製作していた服をビリビリに破るという精神が不安定になっていきます。

警察にも頼れないし、いつ起きたのかも分からない。彼女は思いつきます。

『あの偉い男を見つけ、警察に届ければ、サンディの恨みも晴れるはずだ』

考えたエロイーズは犯人捜しを始めますが、精神的にも不安定であることを起こします、彼女はサンディの恨みを晴らせるのか??

続きは、映像をご覧下さい、、面白かったですよ!!

以上が、『ラストナイト・イン・ソーホー』でした。

久しぶりのアニャが出ている映画で、楽しみであり、そして面白かったです。。アニャファンの自分には安心しました。

ではでは、次の映画で会いましょう、、、

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