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人が本来持っている才能や強みを使ってブレイクスルーのお手伝いをしていく(5/5)
─脳の仕組みや心のからくりを知っていると良いと。
近藤:はい。そういったものをコーチングスクールでプロとしてしっかりと学ばせていただきました。
─コーチングって対話に重きを置かれるイメージが強いですが、近藤さんの場合は対話や引き出す力だけではなく過去に勉強してきたことがベースとなっているんですね。
近藤:そうですね。特にマインドに対する理解が重要です。脳や心に関する理解と知識がしっかりあった
「同じ構造で問題が起きているんだ」がわかる(4/5)
─良いことしかないですもんね。2社目は営業で入ってからずっと同じ職種ですか?
近藤:職種的には「開発にも携わる営業」という感じですね。事業開発、製品開発のプロジェクトにも入れてもらったり、アメリカの市場開拓に行ったりもしました。M&A用のPMIプロジェクトで、アメリカの工場の事業統合後に日本とアメリカを行ったり来たりしていました。結局、全部勉強しましたね。
─かなり幅広いですね。どういったこと
打ち合わせに行く前に最新の論文に目を通すのは、ただモノを売りたいのでなくプロセスイノベーションをしたかったから。(3/5)
─転職のきっかけとして「ものづくりに興味がある」ということでしたが、それはどういった感覚やお考えに基づいているのでしょうか?
近藤:手先が不器用すぎるから、自分では作れないんですよ。でも何らかのアイデアを着想して、それが形になるという部分にはすごく興奮を覚えるんです。
─自分で作るというより、人やツールを使ってアイデアを形にするという部分なんですね。
近藤:そうですね。「これってこういうこと
同期40人中39人が辞め、1日400件電話する日々でも辞めなかった理由(2/5)
─それでギリギリになってから決断したと。
近藤:ギリギリでしたね。それでどうしようかと思って、学生課から「この会社はうちのOBも行っているから、一回受けてみたら?」と言われて「じゃあ行ってきます」くらいのノリで受けてみたら本当に受かりました。そこはゴリゴリの営業会社だったのですが、元々ホームページをチラッと見たくらいでほとんど何も調べていなかったので、そんな会社だとはまったく知りませんでした。
普通じゃない勉強と行動が、ヒトやコトの構造を浮かび上がらせる。一見結びつかない半導体産業とビジネスコーチングを繋ぐポイントとは?(1/5)
お寺の子、ギリギリになって家に帰らない選択をする─本日はよろしくおねがいします。まずは今やっている事を教えてください。
近藤:近藤弘潤と申します。株式会社WAVESの代表をしています。弊社では主に「半導体材料の輸出入・開発支援」と「ビジネスコーチング」の、2つの事業をやっています。
─何やらすごく難しそうですね。普段あまり身近ではないことをなさっているので、近藤さんがどうして半導体やビジネスコ