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人が本来持っている才能や強みを使ってブレイクスルーのお手伝いをしていく(5/5)

株式会社WAVES代表の近藤氏は、半導体材料の輸出入・開発支援という盤石な事業がありながらビジネスコーチング事業にも乗り出している。その背景について聞いていくと「リセット」「勉強」「実践」「着想」といったキーワードが浮かび上がってきた。どんな人となりでどんな事をしてきたのか、コーチングとは具体的に何をしていくのかを掘り下げていきます。
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─脳の仕組みや心のからくりを知っていると良いと。

近藤:はい。そういったものをコーチングスクールでプロとしてしっかりと学ばせていただきました。

─コーチングって対話に重きを置かれるイメージが強いですが、近藤さんの場合は対話や引き出す力だけではなく過去に勉強してきたことがベースとなっているんですね。

近藤:そうですね。特にマインドに対する理解が重要です。脳や心に関する理解と知識がしっかりあった上で、じゃあ目の前のクライアントさんは何をどう考えているんだろうかと。そこにいろんな引っ掛かりがあるので、その引っ掛かりを修正するお手伝いをするという感じです。

─なるほど。やっぱり人の心とか脳の仕組みもベースにするからこそ、相手のことが早くわかると。

近藤:私がわかるかどうかよりも、認知の気づきを与えられるかどうかが主眼になってきますね。現状維持をしていても仕方ないので、その人が今のままでは成し遂げられないような未来をいかにブレイクスルーさせられるか。それが社長さんであっても個人事業主さんであっても、どんな仕事をしていても自分のやりたいことを止めてしまっている認知の引っ掛かりがあるので、そのあたりをマインドのからくりに基づいて取り除いていく感じです。

─認知の引っ掛かりをマインドのからくりに基づいて取っていくというのはどんな事をするんでしょうか?

近藤:私の例で言うと「勉強すれば成功する」という勝ちパターンがあるとお話しましたが、これは自分の思い込みなんですよ。きっと勉強しなくても成果が出ていたときもあっただろうけど、勉強によって結果が出たと考えてしまうことが、自分の中でのこだわりとか囚われになっています。逆に言えば「勉強しないと結果を出すことはできない」と考えてしまうようになる。要は勉強するという1アクションを入れないと次に行けないので、スピード感が遅くなりますよね。

そういうときにコーチ側から「勉強していなくても結果が出たことありますよね?」と問われると、自分の中で心理的盲点になっていた成功体験の一例が浮かび上がってくる。こだわっていたけど、成功パターンはそれだけじゃないんだということに気づけると、勉強すること自体の義務感とかやらされ感、あるいはアクションへのスピードが遅くなるという問題点が取り除かれる。そうすれば、結果を出すサイクルがより早くなる。このように、その人が持っている勝ちパターンに対するこだわりの部分でさえも積極的に介入・指摘することによって、その人が今まで以上に結果を出しやすくなるための気づきを与えていけるようになります。

─なるほど。自分の中の思い込みのようなものを見つけて、それを壊していくことで、新しいやり方や視点を作れるようになったり、前に進むように後押ししたりできると。

近藤:そうですね。

─近藤さんのコーチングはどういう方に受けてほしいですか?

近藤:起業して3~5年目くらいで、コロナ禍の閉塞感が多い中で次の一手をどうしようかと悩んでいる方や、今までの勝ちパターンでは打開できないと考えている方ですね。そういう人が本来持っている才能や強みを使ってブレイクスルーのお手伝いをしていきたいです。

─コロナで今までのやり方が通用しなくなっているからこそ、近藤さんのコーチングを受けることで、新しい自分やビジネスの未来が作れるという感じですか?

近藤:そうですね。

─ありがとうございます。近藤さん自身はこれからどうされたいですか?

近藤:私自身も大きく飛躍すべく、世界をより良く変えられるような働きをしたいなと思っています。

─本日はありがとうございました。

近藤:こちらこそありがとうございました。

(完)

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セッション価格:1時間3万円(税抜)

(聞き手:Shovell インタビュアー 加美雪絵)
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