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【SNS発信】何から始めたら良いかわからない状態について

はじめに。

昨今、ハンドボール界はJHLの新しいチェアマン中村氏の言葉を借りれば”平時ではない”と言われています。長期的に見るとハンドボール界は大きく変化していくかもしれませんが、現時点で選手たちを取り囲む環境に大きな変化はありません。

特に満足はしていないが、不満もそこまでない。

そんな状況も、聞きたいこと、わからないこと、モヤモヤしていることがありながら発信できずにいる一つの原因なんじゃないかと思っています。

「応援する理由が欲しい」

とあるハンドボールファンの方から貰った言葉が印象に残っています。
些細なきっかけで気になっているチームや選手が、チームの背景を感じられる発信を日常的にすると、ファンの応援したいと思ってもらえる気持ちが徐々に大きくなっていくのかもしれません。

このことからわかるように、わたしたち選手、チーム側はファンや関係者を増やす意味でも、自分たちの活動を周知する意味でも発信することは大事であることは重々わかっています。

しかし発信することに慣れていない場合は、まず何を書いたらいいか悩み、書いたとしても世に出していい情報なのか悩み、さらに反応がなければ継続する気力さえ失っていくものですよね。

ただ、昨日話したチームメイトも、発信した方がいいと思っているんです。
でも、やり方がわからない。何から踏み出したらいいのかわからない。

そこで今回は、自分なりに経験したことベースにはなりますが、意識していることをまとめていきたいと思います。

①発信しない。→発信する。(慣らし運転)

「〇〇がありました!ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。」

という構文。

オリジナリティなくてダメじゃん。と良く言われていると思います。
誰でも言えることより、自分だけが言えることを。

でも、、、何も発信しないよか100倍いいと思っています。

SNS運用も慣れが必要だと思っていて、自分の言葉をネットに載せるってそれだけでハードルが結構高いんですよね。しかも、発信を推奨している方はすでに発信することに慣れているので、アドバイス自体も段階を数段すっ飛ばしていることが多い気がしています。

なので、仕事の報連相と同じで、体験したことを感謝の気持ちと共に報告する!ことから始めてみてはいかがでしょうか。気になってくれる方は必ず反応してくれます。

まだ出してはいけない情報を出してしまうというリスクだけ気をつけて、チーム公式から出ている情報を引用リツイートすれば問題ないでしょう。
チーム公式SNSがない場合、あるいは動いていない場合は…うーん。
HPのURLリンクをコピーして、HPの画像をスクショしましょう。
情報共有さえしてもらえない場合は….あはは笑

②何書いたらいいかわからない(オリジナリティ)

さてさて、発信することに慣れたらやっとオリジナリティを意識していきましょう。
まず自分の属性を考えます。

ツイートする内容、また反応する(リプライや引用リツイート)ツイートの内容を「属性」としてキーワードを3つほど設定していきます。

僕の現状は「ハンドボール、育成、富山県」。
要は何を大事にしているか、自分の発信を見ている人にわかってもらうよう心がけるのです。たったそれだけのことで、見ている人は「この人こんな人なのか」と知ることができます。

市場規模が大きければそれだけ反応してもらえる裾野は広がりますが、ニッチならニッチで関係性がより深くなるメリットがあると思っています。

③何を書いたらダメか問題(リスク管理)

SNS運用においてリスク管理は重要な項目ですが、②までの運用ではほぼほぼリスクはないと思っています。そもそも試合に出たことがない選手がミスを犯せないのと同じように、トライアンドエラーを回すためにも発信しないと始まりません。

ただ、ここだけは気をつけておかなきゃ行けない。というポイントがいくつかあると思っています。

・誹謗中傷(特に個人の努力でどうしようもないことに対して)
・愚痴(〇〇のせいでこうなったなど)
・社会人としてはOKだけど、スポーツ選手としてNGなこと(応援される選手・チームであるために、試合前日の暴飲暴食など??)
・チームの規範として設定されていること(チームとして守りたいブランディングが共有されている場合)

この辺りです。同じ文言でも受け取る人の数だけ、解釈も多様になっていくため、リスクを完全に消し去ることができないのが難しいところです。

微妙なラインの場合は世に出さないという無難な判断もときには必要かもしれません。有識者に一言断っておくことも責任を分散することにつながります。

最後に。

いかがだったでしょうか?

チームメイトとのひょんな会話から書こうと思った内容でしたが、昨今話題になっている選手の発信について関連する内容だったため少し丁寧に書いてみました。

同じような悩みを抱えている選手の参考になれば幸いです。

来週からの開幕戦、エントリオで初戦は豊田合成さんと戦います。
必死で戦い抜いてきます。

日本リーグの予定は↓から

ボランティアの方を募集しております。

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今日のヘッダー画像はむー親父さんに撮っていただいた写真です。
むー親父さん、ありがとうございます!

今日はこの辺で。1,2,3,バモ。
富山ドリームス#22 森永 浩壽(もりなが こうじゅ)




2022年の今、フルタイムで働きながら日本リーグ参入を目指すハンドボールチーム"富山ドリームス"の選手として活動しています。ここでのサポートは自身の競技力の向上(主に食費です...)と、富山県内の地域との交流に使わせていただきます。