「関心の宛先になる」ことが、誰かの孤独をいやす、ということ。
キャリアコンサルタントの国家資格をとるとき、労働法規やらカウンセリングの技法やらをたくさん勉強する。そのなかでも一番「学んでよかった!」と思っていることが「相手に好意的関心を持つこと」、だったりする。
資格の勉強では実技がある。先生や他の生徒の前で、10分とか15分とか、模擬カウンセリングをおこなうのだ。当然だけど、緊張して問いかけが出てこない。僕だけでなく多くの生徒がそうだった。
どうしたらうまいこと「問いかけ」ができるんだろう? 先生に尋ねてみると、「そんなの、相手に