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単なる「人事面談」ではなく、いまこそ「1on1」を

人事領域では昨今、「エンゲージメント」という言葉を聞く機会が増えました。これは、企業と従業員の間で、確かなつながりや信頼関係が築かれることを意味します。現在、企業としては従業員に対し、エンゲージがあがるように仕向けていきたい。そのために、取り組みを上司や同僚がケアする時代になりました。

そこで、各社員のエンゲージメントが高まる要因を把握して、可能な限り、その状況にもっていくことが求められています。たとえば、「●●な取り組みは、すばらしい」と褒めたたえて承認欲求を満たすとか、学習機会を提供するとか......。新たな職場環境を準備するなど、涙ぐましい努力をする企業および職場が増えています。ちなみに、日本企業の社員で「会社に貢献したい」という意欲の高い社員の割合はわずか数%とされています。

さらに言えば、日本企業における社員のエンゲージメントのスコアは長年、「G8」の中で最下位。世界的な企業力の低さを象徴するスコアですから、改善が急務なのは明らかかもしれません。仮に、エンゲージメントが下がるとどうなるか?生産性が下がる、離職が増えて、評価が下がる、自分に負担がかかるなど、マイナスの要素が多いのは明らかです。ゆえに企業は、社員にエンゲージメントの高まりを求めるようになりつつあります。

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