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カクコツ|こんな仕事をしてきました、しています。(ポートフォリオ)

ライターの仕事は孤独です。
調べたり取材しているときは仲間がいても、
実際に書き始めたら、
自分1人でゴールしなければなりません。
まさに孤軍奮闘。
それがライターの仕事です。

ライティングの最中は、まだましかも。
集中していますからね。
孤独なことも忘れてしまいます。
1人での戦いが身に染みるのは、
原稿を書き上げた後かもしれません。

「この原稿でよいのだろうか?」
「もっと効果的な表現はなかったか?」
「取材相手が本当に言いたかったことか?」
「読み手がミスリードしない文章か?」
「これが本当にベストな原稿なのか?」
「そもそも面白い内容になっているのか?」

集中しているからこそ、
客観的な評価が難しくなっています。

わたしもそうです。
前職の編プロにはライター仲間がいました。
書いた原稿をみんなに読んでもらうことで
これらの自問に、
それなりの回答を得ることができました。
1人で独立後は、それができません。

自分1人で書き上げた原稿を
送稿するのが怖いのです。

書いた原稿はその場で送らず、
必ず翌日朝に読んでから送るようにしたのも、
そのせいです。
次の朝なら、少しは客観的に読めるから。
相当な怖がりなのかもしれません。

書き上げた原稿を
送稿前に誰かに読んでもらい、
客観的な感想や評価をもらう――

ライターさんにとって、
これは大きな意味をもつ作業だと思います。

問題は読んでもらう相手でしょう。
仕事仲間は失礼になるし、
競合など微妙な問題が生まれそう。
仕事に関係ない
素人の友だちという手があります。
新鮮で斬新なヒントを得られる
可能性がある一方で、
プロの商品として参考にならない
リスクもありそうです。

それなりのライティング経験をもつ第三者が
客観的に読むことができれば、
より建設的な意見やヒントが
得られるのではないでしょうか。

わたしは、そんなお手伝いを
したいと考えています。
つまり、わたしがみなさんの
最初の読者になるわけです。

「そういうアナタは何者で、
 どんな仕事をしてきたの?」
そう思う方は多いかもしれません。
だからこれから、
わたしがどんな仕事をしてきて、
具体的にどんなものを書いてきたのかを
可能な限りクライアント名やアーカイブを
含めて紹介
していきます。

その前にひとつ、お断りがあります。
これから紹介する
わたしの仕事紹介=ポートフォリオは
有料記事にさせてください。

わたしは主に、広告を中心とした
ビジネスライティングの仕事をしてきました。
みなさんご存知の通り、
ビジネスライティングに
署名記事は基本ありません。
また、依頼主(クライアント)は
代理店を含む発注先を
公にすることを好みません。
実際にわたしが書いた原稿やコピーでも、
わたしの仕事だと公表しづらいのです。
(業界の“中の人”にはすぐにばれるのですが)

そこで、ある程度のハードルを設けたうえで
ご紹介することにしました。
ご高察いただければ幸いです。
ぜひ読んでいただき、みなさんの仕事に…

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