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【デブサミ】組織と個人が内発的動機により継続的に成長するための施策

本記事はデブサミ2020関西(Developpers Summit)でベストスピーカー賞1位を受賞した「組織と個人が内発的動機により継続的に成長するための施策」の発表資料と動画を公開しています。

概要は、1年以上の期間をかけて、生産性倍増+成長し続けるチームに変わることができた施策の紹介です。
発表資料は読んで理解してもらえるように、発表時の状態から改訂しています。

スライドを全画面で表示する際はこちらから該当ページを表示ください。
発表動画(45分)も以下で公開しています。

上記施策の活用方法

発表資料は、たくさんの施策を紹介しているので、その中からご自分のプロジェクトで活用できそうなものがあれば、ぜひやってみていただけると嬉しいです。
やってみようという場合に、詳しいやり方が知りたいと思った人は、以下の記事を参照ください。[開発プロセス]と[育成方法]の各施策の詳細な実施方法を記載しています。
1年以上かけて生産性倍増+成長し続けるチームになった施策を全部公開

こんな私がデブサミで受賞できたのは

1年半前の私は、技術記事を書いたことがなく、社外の勉強会に参加したこともありませんでした。当然、5分のLT発表すら経験ありませんでした。

そんな私が、デブサミでベストスピーカー賞1位を受賞させてもらえた経緯を紹介します。

ちなみに、今回の発表準備にどれだけ時間がかかったかというと、公募セッションに応募するための準備から考えると、おそらく300時間近くかかっていると思います。
(時間かけ過ぎで、すみません)

今回の発表に関しては、業務としてではなく、個人活動としてやらせてもらっていて、3ヶ月間ほぼ全てのプライベートの時間を費やして自分が納得するまで資料の改善や発表練習を行いました。
(私の会社はホワイトなので業務としてやることもできたかもしれませんが、自分が納得するまでやりたいので、あえて個人活動でやらせてもらいました)

なぜそんなにモチベーションを高くもって頑張れたかというと、コミュニティのおかげだと思います。
コミュニティで凄くポジティブな刺激をたくさんもらうことで、もっといろんなことにチャレンジしてみたいと思うようになりました。

特に大きな存在は「運営者ギルド」というコミュニティです。
これは、Webサービスの運営者が知見を共有するためのコミュニティです。
ここの人たちは、皆が新しいチャレンジを楽しみながらどんどん行い、そこで得た知見が皆に共有されます。その姿を見て、自分も新しいチャレンジをしようとすると、皆が背中を押してくれてます。

それから、「Engineering Manager Meetup」では、マネジメントの知見を得たり、相談して助言をもらったりしました。
エンジニアと人生コミュニティ」では、発信に対する知見や刺激を多くもらい、発信のモチベーションが大きく高まりました。

そういうポジティブな刺激を受けることで、チャレンジするモチベーションが高まって、初めて社外の勉強会に参加したり、初めてLT発表したり、初めてコミュニティを立ち上げたり、初めてカンファレンスの公募セッションに応募したりできました。

ちなみに、カンファレンスの公募セッションは、今回当選する前に何度か落選しています。1年前までLT発表すらやったことのない私が、公募セッションに当選するのは、ほぼ無理だと思っていました。でも、応募すれば可能性は0じゃないと思って、応募するたびに発表資料のドラフト版を作ってトライしました。可能性が0じゃなければ、何回も続けることでいつか当選するはずと思ってトライした結果、今回当選できました。
だから公募セッションに当選するためには何が必要かと聞かれたら、私は「応募を繰り返すこと」と答えると思います。

そんなこんなで、コミュニティからポジティブな刺激を受けて、様々な施策を実施した結果、「ハピネスチームビルディング」という名前のスローガンの通り、私の開発チームのメンバーは楽しく幸せに開発できています。
だから、このノウハウを多くの人に届けたいと思って、デブサミの発表準備をしてきました。

そういう想いでやったことなので、この記事を読んだ人には、ぜひ紹介した施策を1つでも試してもらえると、とても嬉しいです。

ちなみに私は現在40歳ですので、そんな年齢からでも、人は大きく変化して、成長することができると思います。

もし少しでも共感いただけた場合は、この記事を同僚に教えたり、拡散してもらえると凄く嬉しいです。

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