在宅勤務のマンネリを解消するテクニック

　コロナをきっかけに在宅勤務を本格導入した会社もあるかと思います。私は”働き方改革”が世に広まる前から上司に働き方改革を訴求し、独自に柔軟な働き方を許容してもらっていたので、コロナ前から在宅勤務は実践していました。色々と都合よく進められる在宅勤務ですが、メリットだけでなく、デメリットもありますよね。その典型例が”一人で働くマンネリ”だと思います。本日はその様な内容です。

　自分しか居ない空間で一人で黙々と働き続けるのは、仕事に集中できる様に感じられますが、実際にやってみると結構難しいです。難しい理由は色々とありますが、一番はやはり人とのコミュニケーションが極端に減ることではないでしょうか。人とコミュニケーションを取ることは、生活にとって大きな刺激になるので、これが無くなるのは生活にとって大きなダメージだと思います。

　でも、在宅勤務には沢山のメリットもあるので、止めるに止められないですよね。であれば在宅勤務は続けつつ、人との交流を増やす努力をしては如何でしょうか。以前、以下の様なツイートをしました。

在宅勤務が続き、人と話すのはリモート会議だけと言う人も少なくないですよね。

孤独感を感じ始めたらリモートランチがお勧めです。同僚や同期とランチの時間を決めておいて、PCで繋ぎながらランチを食べるだけです。

馬鹿にしてはいけません、結構楽しいですよ！多分、最初は時間オーバーします。

— 【ササキ】働き方研究家×プロの父親 (@sasakikoji_koji) July 6, 2021

　人とのコミュニケーションが恋しければ、リモートでもコミュニケーションしましょう。でも、下手に仕事に持ち込むのもよろしくないので、まずはランチからリモートで繋がったらどうでしょうか。事前に仲の良い同僚にリモートランチのお誘いをしておいて、各自ランチの準備をして、リモート会議繋ぎ話しながらランチをするのです。実際にやってみて頂ければ分かると思いますが、めちゃくちゃ話が弾みます。あっという間に休憩時間が終わるので、気をつけてください。

　他にも、在宅勤務を逆手にとったテクニックはあります。次に紹介するのは仕事に集中するテクニックです。共同作業ではなくて個人作業でやらなければいけないことが山積みな仲間を見つけたら、とても有効なテクニックがあります。次のツイートを見てください。

在宅で仕事に集中できない時、会議でなくてもZOOMで繋がると言うテクニックもあります。

ZOOMを繋ぎ、今からやる作業を宣言し合ってスタート。終了時間になったら成果を報告し合って褒め合う。

これが凄く効果的なんですが、実は女子高生はコロナ前からLINEで繋がりながら勉強してるそうですね。

— 【ササキ】働き方研究家×プロの父親 (@sasakikoji_koji) July 6, 2021

　お互いにやるべきことを宣言して、一定期間作業を頑張って、その後にお互いの成果を褒め合うのです。これだけで作業を頑張る意識も高まりますし、人を褒めるテクニックも養われます。

　いかがでしょうか。外的要因でリモートワークを強要されて、それによって良いアウトプットが出せないとしても、じつは個人の努力次第で幾らでも良いアウトプットに繋げることはできるのです。良い環境で働けないと嘆く余裕があるのなら、良い環境を構築する努力をしてみても良いのではないでしょうか。