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他人と意見が合わない時の対処法
仕事では沢山の人と関わることになります。関わる際には当たり前ですが会話があり、お互いの意見を言い合うことが大切になります。意見が合う人と意見を重ね合うのは気持ち良いですし、楽しいですよね。でも現実はそんなに甘くなくて、意見の合わない人とも付き合わなければいけません。では、そこでどうするべきか。本日はその様な内容です。
意見が合わないことを嫌う人は多いと思いますが、その気持ちはとれも理解できます。意見が合えば話はどんどん前に進みますが、意見が合わないといちいちブレーキがかかってしまうのでストレスも多いですよね。でも実は、意見が合わない人という存在はとても貴重だったりします。そもそも職場というコミュニティは同じ様な人種が集まりやすい場となっています。最終学歴、家族構成、年収、居住地域など、必然的に近寄ってきます。その結果、意見も合い易い傾向にあります。そう考えると、意見が合わない人に出会える機会が貴重だと思いませんか?そして、意見が合わない人の意見というのは学びの宝庫だったりします。これに関しては以前noteに書いた「相性が悪い人との付き合い方」でも解説しています。
意見が合わないということは、物事に対する観点が違うということで、そんな人の発言は必ず貴方に対して新しい気付きを与えてくれるのです。
でも、意見が合わないとストレスを感じます。それは相手にとっても同じです。ストレスを感じると、その場を早く切り上げたいと思い、感情的になることがあります。これが一番残念なパターンです。せっかく自分と違う意見を言ってくれたのだから「何故、そんな意見を言うのか」を冷静に考えるべきで、これをやってこそコミュニケーションは成立するのだと思っています。言い換えれば感情的になって会話を打ち切るのはコミュニケーションとして成立していないので、社会人として反省すべきかと思います。
では、意見が合わない人との会話ではどうすれば良いか、それについては以前、以下の様なツイートをしています。
他人と話が噛み合わない場合、ただ相手の意見を聞き入れるだけでなく「なぜ?」と聞く事が大事です。
— 【ササキ】働き方研究家×プロの父親 (@sasakikoji_koji) July 30, 2021
発言や思考の根拠を確認するのです。すると、自分が気づいていないことや理解できていない事が分かります。相手がちゃんと考えているかどうかも分かります。
聞かないと何も分からないままです。
当たり前ですが「なぜ、そう思うのですか?」と素直に聞きましょう。イライラして聞く耳持たない状況は何も生みません。まずは相手の意見に耳を傾けましょう。そこで相手の反応を聞いた時に立派な根拠が有れば、その根拠が貴方の視野を広げることになり、貴方自身が成長することに繋がります。逆に相手の反応を聞いた時に立派な根拠が無ければ、相手は根拠なしに偉そうな発言をする小物だと認識できて、今後の付き合い方を改めることができます。どちらのケースになっても悪いことはなくて、貴方は次の一歩を踏み出せます。言い換えると「なぜ?」と聞かない限り、貴方は次の一歩を踏み出せません。
意見が合わない人と付き合うのはストレスです。それは私も共感します。意見が合う人とだけ付き合うのが気が楽です。ですが、楽なことに成長は無いですよね。成長に苦労は付き物です。意見が合わない人を見つけたら、自分の成長の機会だと思い、積極的に絡んでいく姿勢が大事だと思います。
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