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zeroになった日本人

日本が経済成長しなくなって、30年近くが経つ。
生まれてから一度も、経済成長しない国で育った人たちが
30歳になるということだ。

物心ついたときには、すでに今のような日本社会。
そして、その社会の中で生きていいるのだから
なんの違和感もないだろう。

これは、彼らには何の責任もない。
現在、30歳以上の日本人である僕らの責任だ。

その僕ら現代日本人は、思考が停止しているとか
思考がなくなったと言われている。

思考停止、あるいは思考がないとは
一体どういうことなのか?
ない頭をフル稼働して、考えてみた。

僕ら現代の日本人は、虚無化したのではないか。
これが僕の考えた、仮説だ。

虚無化するとは、どういう状態なのか?
つまり、僕らはzeroになったのだ。

ゼロ、0、零、zeroだ。
何もないということ。

日々、様々な情報が飛び交う現代社会。
色々な情報が飛び込んでくる。

人は、その情報を元に様々な思考を働かせ
新しいアイデアを浮かべたり
何かを思いつくものだと思う。

それは、一種の化学反応的なこととも言えるかもしれない。
コラボレーションというのも、そんなイメージがある。

個人的には、ある企業の商品と、また別の企業の技術が合わさって
魅力的な商品が誕生するというイメージを
コラボレーションという言葉から思い浮かべる。

個人で言えば、頭の中に何か新しい情報を取り込むことで
それまでに経験したことや、過去に積み上げてきた知識が融合して
新たなアイデアや考えが生まれてくるのだと考えている。

これは、思考を回すことができればの話だ。
しかし、僕らはzeroになってしまった。

コラボレーションされた商品で
○○x□□というような表記がされる。

ある商品xある技術というイメージ
掛け算のイメージだ。

zeroになった僕らの頭の中に
何か新しい情報が入ってきたとしても
zerox新しい情報=zero

zeroには、何を掛けてもzero
つまり、何も生まれないということになる。

zeroになった僕らは、少なくとも1
あるいは、それ以上になる必要があるのだと思う。

そのためには、何が必要なのか?
現時点で、僕が考えるのは正しい知識だと思う。

なぜなら、間違った知識で1やそれ以上になったとしたら
永遠に間違えることになるからだ。

30年近く経済成長していないと、冒頭に述べたが
これは、現在の主流派経済学者が
根本的に間違えている可能性があるということだ。

仮に正しいのだとしたら、経済成長していないことを
どう説明する?

間違いなく間違えてきたのだと、僕は考える。
では、何を間違えているのか?

実は、主流派経済学者だけではなく
人類の99%は、間違った貨幣観を持っていると言われているのだ。

これは、致命的な間違いだ。
根本的に間違えているのだから、何をやっても間違えることになる。

正しい貨幣観がないために、正しい財政観も持てない政治家や官僚。
そして、それを正当化する間違えた主流派経済学者たち。

このまま、進み続けると
この先、100年でも200年でも経済成長できないままだろう。

どこかの世代が、これを変える必要がある。
どの世代が変えていくのか?

いや、1世代で変えられないかもしれないが
2世代、3世代に亘ってでも、変えていかなければいけないと思う。

僕らは、未来を創っていくために存在しているのかもしれない。
そう考えているからだ。

もし、これを読んでくれているあなたが
少しでも、興味・関心があったり 共感してくれるなら
ぜひ、学んでいただきたい。

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