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|低山ハイク|犬鳴山、第八経塚〜天狗魔王岳〜七宝龍寺、行者の滝

2024年9月28日 
JR阪和線「日根野」駅
少し遅れて
9時過ぎ着。

南海バス「犬鳴山」行きは
すぐ到着。
周りから人が
沢山乗り込んでくる、
すぐに発車。

そんなに
「犬鳴山」は
人気があるのかと
思っていると、

「中大木」というバス停で
ほとんどが降りる。
年配のグループ、
何かの見学のようだ。


9時45分頃、
「犬鳴山」バス停到着。
トイレあり。

帰りのバス便を
確認、
「日根野」経由
泉佐野駅行きは
13時代は無し、
14:20
15:50
あとは
18:10のみ。

バス停、
入り口付近は
温泉などの
施設沢山。

彼岸花、

奥にはカフェ、

大阪みどりの百選

途中、
河原で
バーベキューの人達。


橋を渡って
トイレあり。

過ぎると、



総門

ここは
結界。

一度この山を
参詣すれば、
七福神・不動明王の
霊気を受け、
福徳増進すると
いわれる。



朱の幟と
深い緑。
ここから
眺めだけでも
ワクワクする。

さあ、行こう。

右手に案内、

山号「犬鸣山」と義犬伝説

寛平2年(890年)、紀伊の猟師が愛犬を連れ、当山の行場「蛇腹」付近で一匹の鹿を追っていました。 猟師のそばの大樹に大蛇がいて、猟師を狙っていましたが、猟師はそれに気づかず弓をつがえ、鹿に狙いを定め射ようとしたとき、猟師の愛犬は急にけたたましく吠えだしました。犬の鳴声に驚いた鹿は逃げてしまい、獲物を失った猟師は怒って、腰の山刀で吠え続ける愛犬の首を切り付けました。犬は切られながらも大蛇めがけて飛びあがり、大蛇の頭に噛みつき、猟師を助けて大蛇と共に息絶えました。
事の意外さを知った猟師は、七宝瀧寺で僧となり、永く愛犬の菩提を弔いつつ、安らかに余生をすごしたと語り伝えられています。
この話を聞いた宇多天皇は「報恩の義犬よ」と賞し、「一乗鈴杵ヶ岳(一乗山、鈴杵ヶ岳とも)」を改め「犬鳴山」と勅号を与えたと伝えられています。

案内板より

七つの滝と寺号「七宝瀧寺」

淳和天皇(824~834年)の頃、大干ばつがあり農作物が育たず飢餓となりました。そこで淳和天皇は諸国の霊山・寺院仏閣に祈雨の祈願をさせ、当山でも本尊不動明王へ祈雨の祈願が行われました。 すると、泉州(大阪府南部) 一円は慈雨に恵まれました。その恩恵から天皇は犬鳴山の山中にある七瀧を金銀などの七宝に因んで、「七宝瀧寺」と命名したと言われています。
七瀧とは、両界の瀧・塔の瀧・弁天の瀧・布引の瀧・固津喜の瀧・行者の瀧・千手の瀧の七つで、今もなお当時の姿のまま残っています。
また、弘法大師空海がこの七瀧に七福神を祭祀されたことから、七瀧は七福神・不動の霊瀧といわれ、 一度この山を参詣すれば、七福神・不動明王の霊気を受け、福徳増進するといわれています。

案内板より



弘法大師は
ここの七瀧に
七福神を
祀ったそうだ。

弁天の滝、
大弁財天女尊


迎への行者尊

岩谷大黒天


両界の滝
俗界と仏界を
分ける、
両界の滝。

ここで
身を清め
聖なる仏界に
向かう。

犬鳴大明神
上部の社

山内葛城二十八宿経塚巡り
ここ犬鳴山内にも
経塚があるようだ。
第二経塚は左下

第一は、
気が付かなかった。

犬鳴山内には、主要な七つの瀧をはじめ行場が随所にあり、山内の全体が大きな行場となっています。犬鳴山では、葛城二十八宿にちなみ山内の主要な行場、瀧、岩、堂、祠などの各所に写経を埋納し、山内二十八宿を設け巡行できるように整備しています。これによって、多くの方が行者としての修行を体験できるようになっています。

七宝龍寺HPより


美しい。






瑞龍門

右側には、
山内葛城二十八宿経塚巡り



役小角ノ開基ト伝エラレル

昭和14年、1939年の案内




大護摩場

前から男性。
脇道もあり、
道を逸れようとするが
ここへと
誘導される。

左側には、
虚空堂菩薩殿

正面には
役行者像

隣のお堂では
何か
準備中、
挨拶。






縁切大神

焼身青面金剛神を祀る。
焼身とは?
青面金剛の
庚申さんとは
違うのだろうか?


道の
左右には
多数の
神仏たちが
現れ、
消える。



塔之滝行場

ここは
七福神の
毘沙門天が
祀られ、
持物の塔から
その名が付く。


山内葛城二十八宿経塚巡り




義犬の墓

石の階段の
上には
犬の像。







厄除け十一面観音

駐車場が近く、
この辺りからは
歩きやすくなる。

志津の涙水

奥の水場、

犬鳴山七宝瀧寺は、院号を「白雲院」と呼ばれていますが、これには乙女の哀しい物語があります。その昔、淡路の小聖という修験者がいて、しばしば御所へ出入りしているうちに、官女の志津女という美人に想われる身となりました。小聖は修行の妨げになるからと志津女を振り切って、犬鳴山中に逃れてきました。志津女は小聖をあきらめきれず、あとを追って諸国を探し求め、遂に泉州犬鳴山に小聖が修行しているのを風のたよりに聞き、かの僧に一目会うべく犬鳴山まで来ました。しかし、険しい渓谷の山路と、飢えと寒さ、そして俄かにたちこめてきた白雲によって道を見失い、ついに路傍に悶死しました。村人は志津女の亡骸をねんごろに葬りました。

七宝龍寺HPより

お岩龍王
そして、
物語はつながり
続く。



すぐ、
右側には
広場があり
奥には

南無大聖身代わり不動明王

イベントの準備のようだ、
パイプ椅子が並んでいる。

とても大きな不動明王、
4トンはあるそうだ。

青銅像としては日本最大の高さは約8m。平成2年にできました。

泉佐野市HPより

隣の
役行者像の
後ろへ、

10:32

ここから
上っていく。

目印の
白い布。
以前にも
葛城修験の
ルートに
あった。

急坂、
虎ロープが
頼り。

山内葛城二十八宿経塚巡り

山内葛城二十八宿経塚巡り

山内葛城二十八宿経塚巡り

山内葛城二十八宿経塚巡り




10:51
山内葛城二十八宿経塚巡り

右は裏行場、
先達無しの
入山は禁止だ。

蛇腹
犬鳴山の
名の由来、
犬が猟師を助け、
大蛇と共に
息絶えた場所。

一般向けの
左のコースへ。

山内葛城二十八宿経塚巡り

山内葛城二十八宿経塚巡り

山内葛城二十八宿経塚巡り

下りてくる
ハイカー。
「もうすぐですよ」と
声をかけられる。
山中で出会った人は
この人のみ。



分岐は右へ、

左は
近道、
天狗魔王岳。


ナナフシ?

上り切ると、

奥之院

Uターンする
ルート。


山内葛城二十八宿経塚巡り



第八経塚

役行者が法華経を埋納したとされる経塚。和歌山の友ヶ島から和泉山脈、金剛、葛城、二上山を経て奈良県大和川の亀の瀬まで、山やその付近の寺社を中心にその経塚は二十八ヶ所ある。


山内葛城二十八宿経塚巡り

到着11:22

経塚権現山
550m

山頂石


下って、
右折。

何度か曲がって
どうも、
方向の体感が
狂ってきた。

地図、案内では、
西に向かっているが


南を向かって
上り、
左折、
東へ歩いている
感じがする。

荒れた場所を過ぎ
再び虎ロープあり
上ると
広場。

天狗岳
612m

少し、
奥に行くと

山内葛城二十八宿経塚巡り
天狗魔王尊

11:43


以前は、
案内板があったが
今は無くなっている。


2013年の情報、
天狗魔王尊の由緒

2013.3.9の情報

来た道を戻り、
途中の案内板から
右折し、
ナナフシの手前
近道、天狗魔王岳の
案内板に繋がるかと
思って
歩く。


倒木を越え、
木の間の蜘蛛の巣を
分け入り、


植栽の違う坂を
上るが、
違うかと
だんだん
不安になる。


落ち着こうと
斜面で、
コンビニ弁当。

やはり
違うな、
体力の有るうちに
同じ道を戻る。

途中、
案内板があるが
つながりの
方向と
内容は
壊れて
解らない。

戻り、
第八経塚。

ピストンする
同じ道は
安心感がある。

奥の景色は
関西空港。

奥の院で
Uターン。

ここに
繋がるかと
思っていたが
不明。

急坂、
虎ロープ。

広場に出て
一安心。
イベントは
午後の部も
あるようだ。




広場の前には
足腰の痛み避け、

韋駄天将軍神



突き当たりを
右が本堂、
靴のまま
上がれる。

お堂を
覗くように
参拝。

ご本尊は
役行者の自作で
絶対秘仏、
倶利伽羅大竜不動明王

倶利伽羅不動を本尊とする寺院は日本国内で類例がなく、その御姿は、利剣に龍が巻き附いた形像であって、古来より願望成就の守護神であり、生命乞の不動明王として霊験あらたかです。

役行者霊蹟札所会HPより



本堂を抜けると、
清滝堂。

左の鳥居は
表行場へ
立ち入り禁止。

手前には、
山内葛城二十八宿経塚巡り

右へ

摩訶般若波羅蜜多
摩訶般若波羅蜜多
摩訶般若波羅蜜多

南無神変大菩薩
南無神変大菩薩
南無神変大菩薩

六根清浄と
唱えつつ、
台座岩穴を
3回くぐると、

リセットされる。


テレビでも
よく紹介されている。
七滝のひとつ、
行者の滝

満足。

あとは、
同じ道を
帰る。




塔之滝行場

行きは
気づかなかった
付近には、
五帝竜王

五大明王が
龍王となり、

道教、
陰陽五行の
東「青色」
南「赤色」
西「白色」
北「黒色」
中央「黄色」
に対応。

少し離れて
上には
金龍大神。



神明大権現

奥には、

かわいい
狛犬!





バス停
到着
13:51

シャツ着替え、
みかん食べる。
バスは
14:20
のんびり待つ。

ここが終点。
バスは、
Uターンし
時間通りに、
ここから乗るのは、
他に女性2名、

途中の
バス停で
行きで
降りたグループが
沢山、乗ってきた。


無事
JR「日根野」駅着。
事故なく、
道迷いなく
ありがとうございました。

















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