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青と春【#49何があってもマイペンライ!】

昨日、母と姉とジョギングをした。自宅を出発し、近隣のいくつかの公園を巡るルート。途中、休憩やランチタイムを挟んだりしながら約12キロ走った。

新緑の季節。風を感じながら木々の間を通り抜ける。やっぱり走るのは楽しい。

ただ、走ることの魅力を伝えるのは難しい。私は中高と陸上部。母は大人になってからランニングにハマり、現在は2つのランニングクラブに所属している。

一方で姉は走ることが好きではない。昨日も走りたくないと言っていた(それなのによく付き合ってくれたなとは思う)。彼女にランニングの素晴らしさを伝えたいのだけれど、どうしたものか。うまく言葉にできないのだ。

思うに、私は走ることが好きすぎる。心と体がランニングを愛してしまっている。だから頭で理解して説明することができない。

もっと言ってしまえば、ランニングはもはや趣味を超えている。私にとって、生きることそのものに近い。

小学4年生で校内のマラソン大会で優勝。箱根駅伝に出ることが夢になった。中高は陸上部。箱根駅伝には出られなかったが、大学では同好会で駅伝に出場。社会人になってからも細々と走り続けている。

初めて勝つ喜びを教えてくれたのが走ることだった。負ける悔しさも、仲間と戦う楽しさも、夢に向かう興奮も、人生の厳しさも。走ることには、青春のすべてが詰まっている。

好きすぎて、うまく伝えられない。走ることはあまりにも青く、そして春なのだ。


※この記事は2024年5月1日にTwitterにて公開したものです。

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