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忘れるのは仕方ない。思い出すを仕組み化してしまう。

何かを思い立ったり、しようと思っても、忘れてしまうのは仕方ない。
思い出す仕組みを作っておくというのが大事ですよね。というお話しです。

エビングハウスの忘却曲線ってご存知でしょうか?
ドイツのお偉い心理学者さんが実験したものらしいのです。
どんなものかというと、無意味な文字の羅列をどれくらい覚えてられるかという実験です。

その結果は

20分後には42%
60分後には56%
1日後には67%
1ヶ月後には79%

忘れてしまうということです。

もちろん意味のあるものだったらもう少し率は良くなりますが、それでも脳が最適化を行う関係で、基本的には忘れてしまうということです。

そこを抗うことは、かなり難しい。

なので、この忘れてしまうことを前提として物事に取り組むのが大事なのです。

これを始めよう!とした時。
例えば私でいうと、ジョギングをしよう!だったり、ブログを書こう!だったり。
他にもいろいろ。

この場合は、必ず目に入るところにやることリストを貼っておくのが、古典的ですが大事ですね。
スマホの待ち受けにしておくとか。
ただこれは個人レベルの話なので忘れても自業自得で済みます。

問題は組織で「ここ意識しないといけないよね。」といったもの。
わかっているけど、忘れてしまうことは仕方がない。
これをちゃんと意識させることを仕組み化しないといけない。

どこでも売上の管理ってものすごい大事です。
もちろん多分に漏れず私たちも売上って大事です。
ただ、士業って基本的にはルーティンが大半なので営業活動っておなざりになってしまうことが多いのです。
ビジネス的に言えばサブスクリプションで、その仕事をこなしていくことに追われてしまいがち。

よっぽど意識をしないと営業活動に重きを置けない。で、この意識するかしないかを個人に委ねておくなんてこんな危ないことはNG。
業種による重要ポイント、例えば原価の管理を個人レベルで委ねて意識させておくことはダメよと。

無駄な会議とかを省こう!とかって自己啓発本とかに載っていて、それ自体は賛成ですが、ただここを確認して、意識し合うための時間というのは全く無駄ではない、むしろ省いてはいけない部分だったりします。

週に1度でもこの重要ポイントを確認し合うことを会議の中に組み込むだけで忘れるという問題を1つクリアできるのと思います。

もちろん1人で事業をしている人も、この時間を確実に確保するという仕組みを作るのが重要かと思います。

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