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東京の風景を独占する@Aman Tokyo 宿泊レポート

こんにちは。こじゃです。

自粛期間のお金費やして
Go To Aman Tokyo〜!
してしまいました。
行ってみたかったんですよね...

「レイトチェックアウトプラン」
というものがちょうどあり、

18:00まで滞在できるので
1泊なのに2回夜景を見ることができたり
ゆったりと時間をすごし、大満足🕺

もちろん、それなりの価格はするのですが
この体験はとても為になる...!
そう思いポチッと購入することに。

ぜひ体験を記録しようと思い、
密度モリモリのスケッチとして
記録をしてしまいました。
👇👇👇

また詳しくはスケッチ後半で
コメントします。

この部屋をはじめ、パブリックも含めた
建築&サービスについての
記録集をお楽しみいただければ〜💁‍♂️

▼1.デラックスが底辺の客室構成

まずは全体の構成をみてみると
客室構成は下記の通りで、

・デラックスルーム 71㎡ 40室
・プレミアルーム 80㎡ 12室
・コーナースイート 121〜139㎡ 12室
・スイート 141〜146㎡ 16室
・アマンスイート 157㎡ 4室
→全84室

合計84室と案外コンパクトな
規模のホテル。

「スタンダード」とか「スーペリア」 
という名前すっ飛ばして

「デラックス」からのスタートってのも
流石ですね...

(アマンスイート157平米は
想像がつかない)

この中の、プレミアルームというタイプの
キングベッド部屋に宿泊。 

泊まってからわかったのですが、
デラックスとは基本的に同じような
構成になっていて、プレミアは
バスルームが少し大きめになっています。

▼2.ベッドから東京の風景を独占するための部屋

まずは客室のスケッチを。


プレミアキング 81㎡
36F 221号室
2020.11.24

全体の構成図見ていただけるとわかるように、
部屋の中心にベッドがレイアウト
されています。

ど真ん中に2000x2000のキングベッド。
特別感が半端ないです。

大開口に向けてベッドからのビューが
確保されていることがわかります。

このベッドからのビューを
とても大切に設計されている点が何点か。

スイートルームではないので、
リビング的な場所と、ベッドは
同じワンルームに配置されているのですが

このリビング、2段下がっているのが
とても効いています。

下がっていることにより
ベッドからのビューの視線を
遮らない
こと。

また、下がっていることで
リビング側の空間が心理的に
仕切られる効果
も感じます。

さらに、ベッドとリビングの間にある
収納ですが、なんとTVも収納されています。
これもベッドからのビューを
メインに考えて、常時は収納スタイルを
とっています。

これは昇降式TVをつかったしょーもない遊び...

スケッチだと右下に断面イメージを
記載してるので、
「ベッドからのビュー死守」感が
よくわかると思います。

▼3.ベッドまわりのこだわり

2の通り、ベッドが中心に
レイアウトされていることもあり
この客室においてベッド&そのまわりの
計画は大切です。

ゴザがベッドに上がる部分3箇所に
敷かれていることや、

ベッド台がフワッと浮いた構成に
なっていることにより

心理的にベッド上が特別感のある
場所として設えられています。

食事から帰ってくると
当然のようにナイトメイクになっているのも
嬉しい、嬉しい。

演出用のフットスロー、
小クッションはなくなり
枕は横向きに配置されていました。
(寝転がる仕様)

個人的にはこのプリっとした
ベッドメイクが好みです...

でもぎゅっと入ってるから
布団入りづらい、というので
苦手な人もいると思いますが。

ベッドメーカーはSealy。
「世界基準の眠り」をテーマとしている
アメリカのベッドメーカー。

寝心地の違い詳しく判別できる
レベルになってみたい...まだまだ勉強中。
誰かコツを教えてください🙇‍♂️

▼4.黒く硬質な水回り&当然のビューバス

ホテルランクがわかりやすく
みえる場所、水回り。

黒系の御影石により構成された
シックで洗練された空間。

同じく2段下がった奥には
文句なしのビューバスが広がっています。

天井高3.3mもある&全面開口の
ビューバスは最強...

ロールスクリーンは昼用、夜用
2重に設置はされているので
気になる方は安心。電動ラクラク。

鏡おっきい!
2ボウルでしっかりした洗面は
ラグジュアリー感に直結しますね。

▼5.押し付けがましくない和の要素

建築家ケリー・ヒルによる
洗練されたインテリアデザイン。

氏はアマンシリーズは沢山
手がけており、常に土着的
(その土地ならではの要素を取り入れたような)設計が目指されています。

というのも、そもそも
アマンの創業者エイドリアン・ゼッカ
そのような思想を持っていたからであり

そのエイドリアン・ゼッカが大きく
感銘を受けたのがスリランカの
土着的な設計を大切にする建築家、 
ジェフリー・バワであり、、、
という繋がりであるからなのです。

さて、アマン東京においては
日本ということで和の要素は
外せないわけですが

コテコテの和というわけでもなく
アマンの持つ高級感や洗練された
雰囲気が心地よいのです。

障子、長押、ゴザ。
なかなか和の要素てんこ盛りですが 

ベッドの構成の影響や
天井高さが3m以上と高いこと、
大開口のガラス面がみえること、
黒御影石との調和...

などにより良いバランスが
保たれているように感じます。
 
また、遊び心も良いなと思う例が下記。

日本で言うところの「雪見障子」。
室内から足元の雪だけをみるために
下だけ開けることができる物ですが

ここでは風呂場の部分だけ
雪見障子になってました。

覗き見障子みたいになってますが笑
ちらっと向こう側の推しバスルームが
見えたりするのも風情...

障子の手かけも山形になっていて
どちら向きに開けるときも手が掛かる
ような工夫が。

▼6.ウェルカム時のお部屋

今回はコロナ状況下ということもあり
客室までご案内していただける
サービスは省かれてしまいました...

(悲しい....けど部屋はいったら
上記のような感度まみれで
すぐ吹き飛びましたが笑)

「ちょっとした記念日なので
部屋でシャンパン楽しみた」
的なことを少し漏らしていたら

コンソールデスクには
もういきなり開けちゃおうかなと
思わんばかりの準備🕺🕺

バッチリウェルカム仕様で感謝感激〜👏
いやもうシャンパンあけるか、と思いつつも

でもまずはウェルカムドリンクがあるので
そちらをいただきました。笑

アマンオリジナルのオレンジジュース。
容器のプロポーションがセンスいいなぁ...

その他、ミニバーを物色するも
充実したドリンクが並んでいました...
アルコールは有料ですが
ソフトドリンクはフリー。

ジンジャーエールとか
オリジナル感あるのにフリーで
なんかお得感。

あと、これは深読みしすぎかもですが
部屋が最初暗めの照度で
スタンバイ
されていたので

無意識に外の景色へ(明るいので)
目がいったような...

練られてるとしたらすごい。
(アマン東京さんどうなんでしょうか)

▼7.インルームモーニング&アフタヌーンティー

続いてはモーニング。
インルームでモーニングを楽しめます。
朝食のために着替える必要もないし、
ちょー楽々。

ホテルといえばのエッグベネディクト。
あとはパンケーキを楽しみました。

さらに、アフタヌーンティーも
インルームで体験できるのは面白い。
(通常はザ・ラウンジ by アマンにて)
 

シェフ宮川佳久さんによる、
クリスマス仕様で(12/25まで)

ローストビーフ、キャビア、フォアグラ、
などなどプレミアムな食材。

アマン恒例の黒いジュエリーボックスの中から選べるアイテムもクリスマス気分になれる。

なんとこのランチョンマット、
テーブルサイズに合わせて
制作されている...

このこだわりはアッパレ!

などなど、
以上客室のこだわりもろもろでした。

再度スケッチ添付&
客室の動画を貼っておきますね。

さて、ここから下は
共用部...

▼8.滞在できるプール空間

ウェルネス・スパエリア。
プールは同じく黒の御影石で
硬質な雰囲気を演出。

プールサイズ:
長さ: 30m
幅: 6m
水深: 1.4m

高い天井空間でかつ静寂な場所で
水の音だけが聞こえてきます。

となりの方はなんとここで
パソコンを広げて
仕事をしている
ように見えました...

プールサイドのベッド、気持ちいいので
確かに、仕事できる。
滞在できる居場所ですね。

青い水面に映る照明が綺麗で憎い...

今回は利用できなかったのですが
アマン・スパも行ってみたいなぁと。
(せっかくならアジアでいってみたいですが)

安定感のある雰囲気のスパエントランス

▼9.本格江戸前鮨 武蔵 by アマン

続いてはディナー。
完全に背伸びしていますが
きっとこの経験はいつかかえってくるよね!
と言い聞かせて...武蔵へ。

(ドキドキして店内の写真は
完全に撮り忘れたのですが)
ヒノキのカウンターをはじめ、
木質で整えられた、
割と明るめの部屋が用意されています。

寿司に関してはもう言うことなし、
とにかく写真で伝わりますよね!笑

酒器はこだわりのグラスを
選べるスタイル(もちろん緑を...)

アマンオリジナル日本酒:伯楽星
スッキリとした飲み心地で良いです〜


▼10.高層ビルの中の大吹き抜けロビー

アマン東京は
このロビー空間だけ訪れる方も多いはず。

ザ・ラウンジでカフェや
アフタヌーンティーを楽しんだり、
アルヴァでディナーを楽しんだり。

大空間×和って
あんまり体験したことない気がします。

泊まって初めてわかりましたが、
この吹き抜け部分のまわりに
客室の廊下がレイアウトされていたんですね。

ワーロンにより和の要素取り入れた大空間

ただ、せっかくとまっているので
客室満喫してやろう、という心理になり
今回はこのロビーあまり使いませんでした。 

▼11.広くて長い廊下&入口の工夫

最後に客室の廊下部分も
すこし変わった体験だったのでメモ。

規模の問題だと思いますが
まず廊下長いな〜と笑

残念ながら測りそびれてしまったのですが
廊下幅もかなり広く設計されています。

廊下の突き当たりには
外の風景を見下ろせる居場所も。

また、スイートルーム等の
入口かと思いますが

両扉っぽくみせて
照明もセンターに落とすことで
少し高級感ある部屋の入り口に見せる工夫
はなかなか良いなと思いました。

以上、アマン東京のレポ終了です。

アマン系列だと、昔いった
アマンプリがあまりに最高すぎるので
そこをまとめたいな...と思ったりしています。

引き継ぎよろしくお願いします〜🙇‍♂️

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