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売れる為に、LIVE HOUSEで活動を続けるバンドマン達へ厳しい現実をお伝えします。

どうも、朝の散歩の効果が素晴らしいと頭の中では理解していたが続けられない。自分を嫌いになりそうでしたが、犬を飼ったら毎日の朝の散歩が見事ルーティン化した小泉さんです。やっぱり、僕は誰かの為に動くことに価値を感じるタイプの様ですね。(ポジティブキャンペーン!!)

さて、本題の「売れる為に、LIVE HOUSEで活動を続けるバンドマン達へ厳しい現実をお伝えします。」って部分に触れてきます。が、その前に一応説明しておくと、前回のnoteの記事を見ると「イベントの主催者(オーガナイザー)が本業なんじゃないか?」「なぜ小泉さんがバンドマンの活動について言及するんだ!」と思っている方もいらっしゃると思いますので、小泉の経歴を少しだけ説明します。某メジャーアーティストのプロモーションやA&R(アーティストの発掘・育成と制作、宣伝のこと)を多々経験しております。仕事としては2012年頃から始めております。まさにSNSの普及やYoutubeの登場によりプロモーションの仕方が革命的に進化してる時代を体験してきた世代です。結論からいうとバンドマンのプロモーションの仕事に携わっていた訳なんです。さて、そんな私が今日伝えたいことは、結論から伝えると「LIVE HOUSEで活動を続けるバンドマン達に注意してほしい事がある」ということです。 決してLIVE HOUSEを批判するわけでもなく、そこに出演するバンドマンが売れないと言っているわけではないので勘違いないように。最後まで読んでいただけると幸いです。

①LIVE HOUSEの経営の仕組み

そもそも、100人~300人規模のLIVE HOUSEがどのように運営しているかを理解しなければなりません。 一番気になるのはどうやって集客しているかです。残念ながら、LIVE HOUSEの名前で集客で来ている箱はほとんどありません。例えるならば、ディズニーランドは箱の名前で集客出来てますが、幕張メッセは箱の名前で集客できているわけではないですよね?幕張メッセの場合はその箱で行われる内容によって来場者が変動するわけです。ライブハウスも後者だということです。では、LIVE HOUSEはどのように集客しているのでしょうか?それはバンドマンの集客です。つまり、LIVE HOUSEのお客さんは来場者ではなくて、バンドマンとなるわけです。別の業種で例えると百貨店のお客さんがテナントのようなイメージですね。通常の箱だと大体5組のバンドで1日の公演をするわけです。日本のLIVEHOUSEにはノルマという概念がありバンドマンに集客を保証してもらっているわけです。例えばノルマ20枚の場合。もしバンドマンが18人にか集客できなかったら2名分のチケットをバンドマンから徴収するわけです。逆に20人以上の集客があった場合は、20人以降のチケット代金の半額をバンドマンに報酬としてバックします。

仮に5組でノルマ20枚でチケット代金が3000円の場合は5×20×3000=30万円の売り上げがLIVEHOUSEは保証されます。この時点でかなりバンドマンは大変な感じがしますね。続けますね。

②バンドマンがLIVE HOUSEでやりたいこと

さて、バンドマンがLIVE HOUSEでやりたいことをまとめてみましょう。バンドマンとしては当然自分たちのパフォーマンスをファンに届けたいという狙いがあります。そして、一番の狙いとしては新しいファンを取り込みたいということですね。

では①と②の観点を踏まえLIVE HOUSEでファンを獲得できる可能性は?

考えてみてください。もし、LIVE HOUSE側が5組を全て新人バンドで形成したとしましょう。新人バンドの場合はそもそもファンがいないので基本的に来場者はバンドメンバーのお友達のパターンが多いですね。

新人バンドAを例に考えていきましょう

新人バンドAはノルマが20枚のLIVE HOUSEのイベントに出演する為、なんとか友達を20名に来てもらいました。この友達の中で本当に音楽が好きな方は10人でした。それ以外は付き合いで来てもらっています。音楽好きの10人の中で新人バンドAのファンだから来てくれたのは5人でした。5人の中で普段からLIVE HOUSEに通っている友達は2人でした。

今日の新人バンドAの来場者内訳                   友達20名音楽好き10名ファン5名LIVEオタク2名

新人バンドAのリーダー小泉君はLIVEへの意気込みは凄いです。     (ここでいきなり、小泉君を例として登場させてみました。)

「ノルマ20枚で5組でのバンド公演だから少なくとも100名の来場者が見込めるはずだ!少しでもファンを増やすぞ!!」ってな感じでメンバーを鼓舞します!

さて、ここから冷静に見ていきましょう。 

新人バンドAは最後の出演でした。小泉君はマイクを握りいざ、ステージへ!! しかし、衝撃な光景が広がっていました。 


フロアの人数はたったの 28人だったのです。 


自分たちが呼んだのは20人だから、新規の来場者は8人だけなのです。新規のファンを獲得することが目的なので、新人バンドAはこの8人の前でLIVEする為に時間と労力を費やしてきたわけですね。なぜこのような結果になってしまったのでしょうか?答えは簡単です。前の4組の新人バンドの来場者は、自分のお目当てのLIVEが終了したとたんLIVEオタク以外は帰宅したのです。なぜなら純粋に音楽を楽しんでいるわけではなく、友達だから付き合いで見に来ているだけなので。幸いにも新人バンドB,C,D,EのLIVEオタク2名×4バンド=8名が残ったという状況です。

この8名をファンにするためには、新人バンドB,C,D,Eの4バンドより良いと思わせなければいけない。しかしながら音楽にはジャンルもあるし、好みはバラバラです。ファンになる確率は良くて25%としましょう。つまり2名。

100人の来場者を呼んだイベントでたった2名のファンしか増えないのです。


しかも、付き合いで来ていた友達は段々と来なくなるので、今後LIVEを出演するためのノルマをクリアすることも厳しくなってきます。

また、獲得した2名のファンも他のLIVEHOUSEで他のバンドにとられる可能性もあることを忘れてはいけないですね。

これがバンドマンの厳しい現実です。

ではどうしたら良いのか?どうしたら売れるのか? その答えはまたnoteに記載するかGMLaboで配信します!

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