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実家の片付け

父がなくなり
本格的に実家の片付けをする時がきた

自分の実家がなくなるのが嫌で
いつまでも先送りしていたが

もうこのまま置いといても
誰も住むわけでもなく、、

家はどんどん古くなっていくので
意を決して実家を片付けることにしたのだ

もちろん1人では片付けられないので
専門の方にお願いすることにしたのだが

マンションの1室4 LDK
4人来て二日間かかるとの事

まずは先週の土曜
3分の2まで片付いた

ちなみに1人では
ちまちま確認しながらで
片付けても片付けても終わらない
なんせ、家族3人の荷物が全部あるので

だけど、プロが来たら
あれよあれよという間に
家が空っぽになっていく

事前に探したいものがあればと
聞いてくれて

写真のBOX
貴重品のBOX

私が確認できるように
仕分けてくれる

写真の山

手際よく
リサイクルにまわすもの
捨てるもの
ゴミもさくさくと分別して

それを見てると
もう有無を言ってる暇もなく、、

物に対する
諦めの覚悟もできてくる

残していても仕方ないし
今なら、まとめて整理してくれるわけで
残してしまうと
またいずれ
片付けなければならない時がくる

私もいつまでも
生きているわけではないし

今の一瞬の感情で残しても
どうせいつかまた
処分しなければならない時がくるのだから

どうしても
大事なものだけ残して
写真も必要なものはスマホに

私の幼い頃(笑)


そして明日
残りの3分の1を片付ける

片付け前(施設から引き取った荷物の山)


あっという間に何も無くなった


もうすぐ
もぬけの殻になる

これまでたくさんの行事を家族と過ごしてきた
実家がなくなる

今晩は、最後の晩餐ではないけれど
ルーフバルコニーで花火をしようと
久しぶりに花火を買ってきた

花火なんて何年ぶりだろう?


わんこと二人でひっそり花火
なんとなく感傷的になってしまう

わんこと花火
この景色も見れなくなるんだなぁ

明日片付いたら
もうここは、ただの箱

まだ自分の家ではあるけど
その実家ではなくなる

こうやって一つ一つ片付いていく
不思議な気持ち

4人家族だったのに
母が亡くなり、
弟が亡くなり、
父が亡くなり、
全員を見送って、

そして最後が実家の整理
本当に感慨深い

うちの家族はここまでだけど

この家が
また新しいファミリーの
たくさんの思い出の場所になりますように


明日、すべて片付けても
まだこの先、清掃を入れたり
不動産屋さんと話をしたり
先は長い

1人で粛々と実家終い


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