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自己評価は低いより高い方が絶対にいい!

最近お給料が上がった。

世間の値上げの波の中、何十年も据え置きだった会社の給料ベースが上がった。
それに加えて、最近の仕事ぶりを評価されて上がった。

入社して8年。
育休も取ったし、時短社員だけど、給料が上がった。

給料が上がった。いえーい。いいだろ~という自慢話をしたいわけではなく、自己評価がいかに大事かという話をしていきたい。

〇か×か△か

というのも、今回私が昇格したことで、同じ会社で働く夫と同格になったからだ。

私と夫は同じ会社で働いており、夫は私の7年先輩だ。
年齢は2つ上。

年齢のことは一旦置いておいても、7年も先輩の人間と同格になってしまった。

自分でもここ最近は社畜のように働いて、よくがんばっていたと思う。
目に見える成果も出した。
そこで評価されたというのもあるが、昇格したもう一つの理由としては「自己評価」が関係していると思う。

どの会社でも自己評価シートというものがあるのではないだろうか。
ターム毎にそれを上司に提出し、上司はそれを見ながら評価する、というのがスタンダードな流れだろう。

そこで、例えば「挨拶ができている」みたいな設問があったとして、皆さんはどう自己評価するだろうか。

私は「〇」
夫は「△」
と書く。

夫曰く、「していないときもあるかもしれないから」というのだ。

私はしているときのほうが多いから「〇」をつける。

ここが大きな違いだと感じている。

なぜなら、自分で自分を「△」と評価する人に対し、上司が「いや、君は〇だよ」と言ってくれる上司がどのくらいいるだろうか。

上司は部下を評価するのが仕事だが、何人もいる部下全員の一挙手一投足を見ているわけではない。

だから自己評価表があり、それを見て上司も「そうか、〇だな」とか「△だな」とか評価しているだろう。

上司にもいろんな人がいて、よく見てくれている人もいれば、プレイングマネージャーで自分のことに手いっぱいな人もいるだろう。

後者な上司には、自己評価でアピールするしかないのだ。

「自己肯定感の高い低い」ではなく、まず自分が「やっていない・できていない」と判断する人を、それより高く評価してくれる上司がどれだけいるのか、ということ。

自己評価は高い?低い?

私は自己評価が高いと自負している。
一方で夫は自己評価がすこぶる低い。

私は上に上がりたいと常日頃から上司やその上司にも話をしていた(これは役職につきたいわけでなく、給料を上げるためには昇格するしかないからだが)
すると評価者は「この人は意欲のある人だ」と認識してくれる。
そして評価に値するような仕事もふってくれるようになる。

一方で夫は給料は上げたいと思っているし、役職にもつきたいと思っている(はず)だが、それを表には出さない。

思ったよりも悪い評価がついたとしても「そういう判断なんでしょ」であきらめる。

私が入社した時は彼が先輩でいろいろ教えてもらった。
会社のことをよく理解しているし、お客さんにも評判がいい。
どこか出かけても「これ、うちの会社でもできないかな」とよく話している。

なのにそういったことを会社の人には見せない。

なんてもったいない!

といつも私は思っているのだが、彼はそれでいいそうだ。(本音もそうだとは思わないが)

転職活動でも同じ

転職活動をしていたときにも同じことを思ったことがある。

転職活動をするときは必ず今までの経歴を履歴書や職務経歴書に書く。
最初は書類審査すら通らないのに、書き方を変えるだけで急に通るようになった経験はないだろうか。
(もしこの経験がないなら、ぜひ書き方を変えてみてほしい。書類が通らないのは「あなた」でなく、「書類」に問題があるかもしれないから)

やってきたこと(経歴)は同じなのに、見せ方が違うだけで相手の受ける印象は大きく異なる。

会社の自己評価も同じだろう。

やっていることは同じでも見せ方が違う、アピールが違うだけで評価は大きく変わる。

それは私と夫だけでなく、他の人を見ててもそう思う。

この人やたら評価高くてどんどん出世するけど、何かした?って人もいれば、この人なんで上に上がらないのだろうと思う人もいる。

そういう人を比べるとやはりアピール力だったり、目立つ仕事をあえて取りにいっていたりする。

そういったことをよく見ている上司もいれば、上層部はそこまで見ていないから結局自分の見えるところで判断するしかない。

であれば転職と同じ、自分の目の前に差し出された「紙」にどれだけ「〇」が多いかで評価するしかないのではないだろうか。

自己評価は絶対に低いより高いほうがいい

合コンでは自分のことをアピールしてくる人は「×」評価になることが多いが、仕事は違う。

自分に「〇」をつける人に「〇」をつける人のほうが多いはず。
たとえ「〇」をつけてくれなかったとしても「△」にはなるだろう。
だけど「△」をつけるひとには「×」の評価も可能性として出てきてしまう。

その可能性を少しでも減らすために、自己評価はできるだけ高く。
そして自信をもって「〇」だといえる仕事をしていきたいと思う。



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