📕野菜は小さいほうを選びなさい

野菜は小さい方を選びなさい Forest2545新書

戦っていたときに出会った本

この本は
無農薬野菜作りを目指して、肥料を与えながら野菜を育てていた１年前に出会いました。

その頃は、虫と戦い、雑草と戦い、暑さと戦う日々。

辛い…。野菜作りってこんなに過酷なの？

石灰買って、牛糞買って、黒マルチ買って

野菜作りってお金がかかる…。しかも毎回買うんだよね?

思っていたのと違う…。

私は野菜作りで何をしたかったんだろう…と戦意喪失していた時に出会いました。

この本を読んで実は、不必要な肥料を与えることで害虫を増やしていくことを知り

私が良かれとやっていたことは、わざわざ害虫を呼んでいたんだ…。と驚愕したのを覚えています。

この本で、岡本さんは

無農薬で育てるには、無肥料で育てる必要がある。
肥料を与えれば与えるほど、虫くいはひどくなる。

と仰っており、じゃぁなぜなのかという根拠も化学に基づいて書いてくださってるので非常に納得しやすいです。

○じゃぁ、肥料の変わりに何が野菜を作ってくれるの？
○肥料を入れなくても良い土にしてくれるものはなに？

そのためには、植物のこと　土のことそして、そこに住む微生物のことを最低限知る必要があり、それが詳しく書いてあります。

まず、無肥料野菜作りを始める前の
基礎知識を身に付けるためにぴったりの本です。

次に私がぜひ読んで知って欲しい
そして、私自身が初めて知ったことをシェアします。

野菜の本来の姿とは

●第５章　本物の野菜の選び方
この章は、ぜひみなさんにみて欲しい。

野菜作りを始める前の私にとって、野菜とはスーパーに売ってあるものでした。

だから、野菜本来の姿はスーパーの野菜だと思っていました。
他の章を飛ばして読んでいただいたも全然違和感なく読めますし
逆にそっちの方がより、初めから読むテンションを上げてくれるかもしれません。

本物の野菜の姿を知ることは、美味しい野菜の見分け方を知ることにもなります。

○種のない野菜？
○玉ねぎは丸い？
○野菜は全て同じ大きさのものが収穫できる？

ぜひ読みながら、驚いて欲しいです☺︎

そして、形だけでなく無肥料野菜は、とにかく味が濃ゆい。
初めて無肥料野菜を収穫し食べたときのことを思い出させてくれた章でした。

●第２章　化学肥料より「危険な有機肥料」
無肥料野菜作りという言葉を知らなかった頃の私は

化学肥料＝危険　有機肥料＝安全

と思っていました。
無農薬野菜を実現したとしても、使っている有機肥料である牛糞がホルモン剤や抗生剤、食べている穀物が海外産の遺伝子組み換えのものであったら、その糞を発酵したものって本当に安全なのでしょうか。

そういったことを考えさせてくれる少し怖くなる章ですが
読むべき章だと感じました。

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岡本さんの本は、根拠をがっつり書いてくださり、
野菜の作り方ではなく、野菜作りについて考える力を教えてくれる本だと思います。

野菜作りの実践本は色々ありますが
なぜ？そもそも？という部分が知れるから、面白いですよ。

さて、理論や基礎中の基礎知識は頭に入れた。
次は、実践でのトライアンドエラーのみ！
一緒に、野菜作り楽しみませんか！？
そして、何を作りたいですか？

ーーーーーーお知らせーーーーーーーーーーーーーー
楽天ROOMをはじめました。
無肥料野菜作りや、植物療法にオススメのアイテムや
読んでシェアしたいと思った本など
少しずつまとめていこうと思っています。
よかったらのぞいてみてください☺️

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