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子供が主人公の家族プロジェクトはありますか?

私はスポーツ×教育事業の会社を経営しており、私自身コーチとして現場に立つこともあります。また、3人の子供(小1、年少、1歳)がおり、子育て真っ只中です。
その中で、子育てについて、運動能力について、受験について、習い事についてなどの質問を頂きその回答を考えたり、実際に多くの親子、ご家族を見てきた中で、私なりの強い家族像というのが出来上がってきたので、そのお話を少しずつさせて頂きたいと思います。
※話の対象は年少〜小学生になります。

本日は、「子供が主人公の家族プロジェクトはありますか?」という問いです。

テニス教室にお越し頂くご家庭の中で、子供が主人公になっているご家庭はどれほどいらっしゃるのだろうか。とふと思わされる時があります。

まず、目標として、
「世界一を目指す」、「プロを目指す」、「今年、試合に出る」、「選抜チームに上がる」、「楽しむ!」、「運動時間を確保する」など様々だと思いますが。まず、ここの目標が保護者とお子さんですり合わせ出来ていないご家庭もあるように思います。目標を達成するためには、保護者とお子さんで同じ認識をしていることが大切です。

そして、その目標に対して、子供を主人公にし、保護者がサポート役に回る必要があり、そのサポート役の役割を保護者が正しく認識できているかというのがポイントになってきます。

「楽しむ!」という目標で、テニスをしにきているのに、親がコーチになってしまっては楽しめなくなってしまいます。「楽しむ!」という目標なのであれば、親はとにかくポジティブな声がけや、練習終了後にはミスショットさえも笑いに変えられるようなコミュニケーションが必要です。

次に「今年、試合に出る」という目標の場合ですが、これも親がコーチの立ち位置には立つべきではありません。役割としては、レッスン毎に振り返りと進捗確認をサポートしてあげるのが良いと思います。

上記2つの目標共に主人公はあくまでも子供本人なので、本人の意思でどれだけ行動をさせてあげられるかを意識して下さい。

「こっちの方が楽しいよ」、「こうやった方が楽しいよ」というコミュニケーションではなく、「楽しさ」をお子さん自ら探し出せる環境を用意してあげて頂きたいです。

「今年、試合に出る」という目標に対しても、どうしたら試合に出ることが出来るのかをお子さんと一緒に考えてあげて、今日の練習での成果は何か?課題は何か?、次の練習で何を習得したいのかをお子さん自身が考えて、答えを出せる環境を用意してあげて頂きたいです。

今回は私がインストラクターもしているテニスの例で書かせて頂きましたが、もちろん他のスポーツや勉強でも同様だと思います。

さらには、家事や家族旅行などでも子供に役割を与え、保護者が見守る習慣があるとチームとして強い家族になるように思います。

本日はこの辺りで終わりとさせて頂きます。

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