ギターアンプのマイキングって大変!
ギターアンプのセティングは、基本SM57とMD421の2本で録る事が多いい。
(サウンドによってはコンデンサーの使用もある)
多くのマイキングは、MD421を中心部でOnAxisでねらい低音部を多く録り、SM57のOffAxisは明るくアグレッシブな部分を録る事が多いい。
OffAxisの角度を45度にする事も多々ある。
スピーカーからは指4本ぐらい離してマイキング。
他の楽器のバランスを見ながら2本のマイクバランスを調整する。
ミックス全体で要求されるギターサウンドは、十人十色。
2つの組み合わせ次第でレンジの広い音を作る事も可能だ。
同じスピーカーに2本のマイクを同じ様に向けても面白く無いと思う。
それは音量だけがあがり大きな違いはない。
その代わりではないが、2本のマイクをオンにすると近接効果が出るのでそこも注意して欲しい。
近接効果利用し低音を録ったりする事も1案ではある。
あとはスピーカーからどのくらい離して録るかだ!!
ある程度離す(15cmぐらい)事でエッジも効いたハードなサウンドも録ることができる。
アンプによってだが、Roland JC120やFender TwinReverb などの後ろが開いているオープン型アンプは、裏にマイクをもう一本セティングすることでまた違ったサウンドが作れたりする。
注意 :裏マイクは必ず逆相になるので正相にして下さい。
(フェーズスイッチを使ってください)
ギターリストって音創りに時間をかけますよね!
勿論、重ねて録ることもあるので1トラックごとに音色も変えるし、ギターやアンプまで変えたりします。
エンジニアもマイキングのこだわりを持って取り組んでもしいものだ!!
そこでお互いの信頼関係も生まれ、さらに良い作品が出来ると思う!
自分もエンジニアとしてやってて一番楽しいところでもある。
(ドラムやベースのサウンドメイキングも勿論大好きです!!)
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