#14 クアラルンプール穴場スポット【マレーシア留学】
私の父は、普段はまったく寡黙な父である。
私はよく家族にNoteを見せるので、父親も拝見しているようだが、ここ最近は胡散臭いWeb3だの思想だのに関するNoteを書いているせいで、彼も我慢ならなかったらしい。
私が家族の電話に出るや否や「これじゃあマレーシアに行ってる意味ねえじゃねぇか」と、もっともなことを言われて思わず吹いてしまった。
人に干渉しないし、そもそも興味がなさそうなあの父が、である。どれだけ興味がないかというと云々。Noteの長編記事1本かけてしまうので割愛する。
立て続けに
「マレーシアでは何を食ってるんだ?食い物を特集しろ」だの
「マレーシアの女性はどんな感じなんだ?かわいいのか」だの
「普段はどこで買い物してるんだ?日本の店はあるのか?教えろ」だの
淀みなく問うてくるもんだから、呆気にとられてしまった。
「そんなにマレーシアのこと知りたかったのか、、、」
さすがに私もやりたい放題のNoteに自戒の意も込めて、今回はクアラルンプールに半年住んで見つけたお気に入り穴場スポットを観光地5つ、食事系5つ紹介する。
独断と偏見によりピックアップされた場所であることはご容赦いただきたい。
また、クアラルンプールに何度かすでに行ったことがある人や長期滞在で行くところを探している人にはおすすめできるようなラインナップとした。
穴場観光地5選
1. REXKL(複合リノベーション施設)
とにかくおしゃれなREXKL。KL(クアラルンプール)中心地のPasar Seni(パサスニ)エリアに位置しており、地下は屋台とバー、1Fはショップとカフェ、2Fは雑貨屋さんとカフェなど、3Fはブティックとアートホール、4Fは「BookXcess」という本屋さんが入っています!
もとは倉庫のような場所をリノベーションした施設で、少しレトロで、配管や電線、コンクリート壁がところどころ露出してるハイテク建築を思わせるような建築様式がおしゃです。
BookXcess LaLaportもおすすめ!
「BookXcess」という本屋さんがREXKLに入っていますが、この本屋さんはKLを中心にマレーシア全土に広く店舗を構えています。
空間デザインが洗練されていて、本屋というより場の雰囲気を楽しむ場所として好んでおり、KLのLaLaport内のBookXcessが超おしゃれなのでここもおすすめです!!
2. Masjid Wilayah Persekutuan(モスク)
クアラルンプールの中でも最大規模のモスクだが、国立モスクより知られていない。
モスクと言えば、イスラム教徒がお祈りする場所である。イスラム教はキリスト教とは違い、偶像崇拝が禁止されているため、キリスト教の教会のような、神や人間を模した像は一切ない。そのため、自然界の有機物をパターン化したデザインが細部に見受けられ、全体としては左右対称を基本とした幾何学的、秩序ある設計となっているのがモスクの特徴だ。
イスラム教が国民の6割と多数を占めており、国からの補助金や寄付がたくさん集まるので、規模が大きく、建築がかなり精巧なモスクがマレーシアには多い。ぜひ訪れてほしい。ただし、モスクを訪れる際は注意点があるので、コラムにある「モスク観光の注意点」をしっかりと確認してほしい。
私が訪れたときは、地下にあるインフォメーションセンターで職員さんにイスラム教について詳細に説明してもらった。失礼にあたるような疑問(なんで女性はわざわざヒジャブをかぶらなきゃいけないのか?など)をたくさんぶつけたのだが、笑顔でひとつひとつ解説していただきかなり勉強になったので、興味のある方はぜひ。
コラム「モスク観光の注意点」
1.服装について
モスクに入るときは靴を脱ぎます。靴下は脱がなくても大丈夫です。
男性は基本的に肩、腹部からひざ下が隠れる服装をしてください。
女性は手、顔、足首以外の肌を見せない服装が好ましいです。観光客が多いモスクでは、ローブを貸し出ししていますので、それを着用してください。
2.礼拝時間には礼拝堂には入れない
基本的には、礼拝時間(目安:午後1:30前後と夕方16:30前後)に礼拝堂に入ることができません。とはいえ、私はイスラム教徒ではありませんが、何度か礼拝に参加しています。マレーシアは多民族国家なためか、観光客に寛容であるため、現地のムスリムの友人に許可を取って、同行し、礼儀を以って一緒にお祈りをするのであれば入れるかと思います。あまりおすすめしませんが。
ちなみに金曜日はモスクに行くのは避けた方がいいです。イスラム教徒は金曜日は必ずモスクで礼拝することになっているため、一日中お祈りに来る人が絶えません。
3.基本的なマナー
モスク内での喫煙、飲酒、飲食は基本的に禁止です。
きれいなモスクに興奮する気持ちは分かりますが、はしゃいだり、騒いだりするのも避けましょう。
参考資料
3. Masjid TNB Bangsar(モスク)
神社に入った時、なんとなく神聖で、心が凪ぐ感覚がありますよね。それはモスクも同じで、静けさと高尚さに包まれて、せわしなく生きる日々に、ひとときの安らぎを与えるような空間になっています。実際イスラム教徒が1日に5回もお祈りをする理由は、自分と向き合い精神的な平静を取り戻すためとも言われており、実際に体験してみると瞑想に近しい感覚を体験することが出来ました。
特にこのモスクは観光客向けに作られたモスクではないため、平日に行くと人が少なく、ローカルのイスラム教徒が外にあるレストランや休憩スペースで団らんしているなど、日常に密接しており、のんびりとしています。
礼拝堂の中もびっくりするくらい洗練された精緻なデザインで、数学的美の結集にイスラム教徒恐るべしと度肝を抜かれること間違いなしです。
4. Central Market(マーケット)
ここは、おみやげに最適な雑貨屋さんやレストラン、ブティックなどが密集した屋内マーケット。KL市内中心部に位置しており、駅からも近いので非常にアクセスしやすい。
ここは全然穴場とかではなく、観光名所として有名なのだが、以下に写真を乗せる「Art Bites」はお店の雰囲気がとても好きなので、ぜひ足を運んでほしい。
5. Ur-Mu(美術館)
KLの中でも最も都会なエリア(渋谷的なとこ)であるBukit Bintang(ブキビンタン)エリアの住宅街に突然現れる5階建ての美術館。近・現代のアジア(マレーシア多め)のアーティストの作品を扱っており、屋上からはBukit Bintangのビル群を眺めることができる。平日であれば人が少なくて、ゆっくりアート作品を堪能できる。月曜は定休日。
マレーシアの建築関連の本も多数おいてあり、屋上でゆったり読むことができる。次なる穴場を見付けるのに役立った。
穴場カフェ・レストラン5選
1. LOKL Coffee Co (カフェ)
KLではカフェ文化が発達しているので、カフェがいっぱい。中でも大好きなLOKLカフェをご紹介。おしゃれかつWifi・コンセントありなので作業もできちゃう!
カフェ自体もいいんだけど、ここはカフェが主体ではなくて、中庭を中心として周辺に隣接するようにお店が配置してある建築的なデザインがとてもおしゃれ。本屋さんや楽器屋さんもあるのでぜひ。
詳しくは以下のNoteにも紹介しているのでぜひ。他のカフェも載せてるよ。
2. Mee Tarik Restoran(屋台)
中華系のローカル屋台である「Mee Tarik Restoran」。麺料理と餃子がおいしいお店です。連日ローカルのお客さんで賑わい、しょっちゅう行列ができます。
おすすめは以下の写真でもあげている刀削麺(とうしょうめん)!!!きしめんに似た、平たくてコシの強い面が特徴的で、牛でとった出汁のスープと麺がよく合います。香辛料のネギやパクチーもアクセントになってペロッと完食できてしまいます。私は3回替え玉してしまった(笑)
3. Kanbe Ramen(ラーメン屋)
日本のそこら辺の豚骨ラーメン屋さんよりはるかにおいしい、KLNo.1ラーメン屋さんの「Kanbe」。実はKLは日本人が多いため、日本料理のお店がいたるところにあり、ラーメン屋さんも然りです。
半年もマレーシアにいれば、ラーメンが恋しくてたまらなくなり、数か月前に足を運んだっきり虜になってしまい、もうすでに4回行っています(笑)
スープが8種類あるのですが、今のところ一番ベーシックな「白」が一番うまいです。値段は1000円ちょいなので、日本の価格より高いですが、その価値はあります。ラーメン食べたくなったらぜひ行ってみてくださいね!
4. The Chicken Rice Shop(ファミレス)
マレーシア発のチキンライスを扱うファミリーレストラン「The Chicken Rice Shop」。チェーン店であるため、マレーシアのいたるところに店舗を構えています。
中華料理であるチキンライスは、中華系が多いマレーシアでもよく食べられており、チキンのだしで炊いたライスの上に特製たれをからめたチキンをのせて食べると絶品です。
日本人の舌によく合うようで、私の大学の日本人界隈でかなり人気のあるお店です。価格もかなり良心的で、ライス、チキン、スープのセットが400円ほどで食べられます!
5. SS2 Night Market(ナイトマーケット)
毎週月曜日の夜にSS2という場所で開催されるナイトマーケット。かなりの大きな規模のナイトマーケットで、食べ歩きできる軽食を売っているお店がずらーッと並んでいます!!どれもめちゃくちゃおいしいので、気になるものを試してみてください!
いかがでしたでしょうか?
超個人的な趣味指向なので、興味が一致するものはぜひ行ってみてください!
今後も穴場を見つけたら紹介していきたいと思いますー!!
読んでいただきどうもありがとうございましたー!!
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