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【diary 22】2023/08/14(月)

コーヒー屋「コーヒーボーイ」の扉を開けると、そこには中学時代からの友人の顔がありました。

そう、一昨日に一緒に汗だくでゴルフの練習をした彼女です。彼女は、一瞬驚いた顔をしていましたが、すぐに「来てくれたんだ」と僕に微笑みを投げかけながらエスプレッソマシンに向かいました。

隣にお菓子屋さんが併設されたそのお店はそこまで広くなく、むしろこじんまりとしていました。そこに多種多様なコーヒー豆や商品が陳列されていましたが、不思議とすっきりとしていました。

店員さんは彼女を入れて二人のみで、オーダーが入ってから豆を挽いてコーヒーを淹れてくれます。スタバや他のカフェに比べて時間はかかりますが、それでもお客さんたちは自分たちの注文の品ができる様子をとても暖かい目で静かに見守っていました。とてもやさしくて、静かで、ゆったりした空気でした。

僕はアイスコーヒーを注文しました。彼女が挽く豆の音を聞きながら、先日彼女から聞いた人生の紆余曲折を思い返していました。彼女は多くの困難を乗り越え、今ここで自分の夢を追い求めているのだと思うと、何とも言えない気持ちになりました。

彼女が僕のためにアイスコーヒーを手渡ししてくれたとき、一瞬だけ二人のいる空間が中学時代の昔に戻ったような気がしました。我に返って彼女の手元を見つめると、その中に僕たちの共有した時間の痕跡が感じられた気がしました。

僕たちはほんの少し話をしました。彼女は忙しそうだったけど、その笑顔は変わらず輝いていました。

今日という日は自分の夢に向かって歩んでいる友人と接し、僕の人生の何かを再確認する一日となりました。コーヒーの香りは過ぎ去った時間と共に消えていきますが、これを書いたことで、この日の出来事は一生僕の記憶に残るでしょう。

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