【読書録 1】やっぱり超名作だった「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦)
みなさんこんにちは
noteではあまり触れていなかったですが、本を読むことが好きです。Kindle端末も持っていて、読み放題のKindle Unlimitedにも登録しています。
書くことが思いつかなかったら読書録をあげていこうかとふと思い立ちました。笑
今日はこちら、森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」です
あらすじ
京都大学に所属している大学生の男性の「先輩」と、そのクラブの後輩の女性の「黒髪の乙女」の2人の視点で物語は進みます。
ひとことでいうと、先輩と黒髪の乙女のラブストーリーと「超」ファンタジーです。
京都大学のまわりや、京都大学の中での学園祭など京都が舞台で主人公たちが所属しているクラブのメンバーや、OB、京都のまちに住む不思議な人たちが登場します。
作品は4つのパートに分かれていて、冒頭はクラブの飲み会、その後いろんな人と出会い、そのまま飲み比べ勝負、次のパートは古本市、次は学園祭、次はなぞの風邪の症状が蔓延、という順番で進みます。
率直でシンプルな感想
まず驚いた&楽しかったのはこの作品はかなりファンタジーでした。小説を読むことに抵抗がない人へはとてもとてもおすすめできます。
どの部分がファンタジーかというと、わかりやすいのは登場人物かと思います。「不思議な人たち」が登場すると言いましたが、本当に「不思議な人たち」が登場します。
たとえば、「自称天狗」
それから、「古本市の神様」
こんなことありますか?笑
全員がここまで不思議な人というわけではないですが、登場人物にそれぞれ個性がありとても楽しい物語になっています。
作品について
2006年に出版、文庫版は2008年に出版と10年以上前の作品ですが、今でも名前を聞いたことがあったり、表紙を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
以下の情報だけ見ても名作っぷりがわかると思います。
第20回山本周五郎賞受賞作品[1]。第137回直木賞候補[2]、2007年本屋大賞第2位[1]。2017年2月時点で累計売上130万部を超えるベストセラーとなっている。参考:Wikipedia
また、映画化や舞台化などもされています。
しかも映画は2017年、舞台は2021年と出版から日がたっていますね。
ちなみに小説の表紙はイラストレーターの中村佑介さんがかいていますね。この絵柄とても好きです。
まとめ
どんな人にもおすすめできます!
ただ、僕が読んだときはそのあまりのファンタジーさに小説の情景を思い描くのに少々体力が必要だったので眠い時や疲れているときに読むのはちょっと難しいかもしれません。笑
もちろん、そこがおもしろいポイントだと思っています!
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