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時間は時間に代えられない。百田尚樹著 『新・相対性理論』


百田尚樹さんの著書 『新・相対性理論』を
読みました。


百田さんはわりと本音で語っていることが
多いので、時としてビールのスーパードライより鋭い切れ味をもっているのでは、と思ってしまいます。



この著書では、時間についての
持論を述べられています。



なかでもとくに印象深かったのが、
「盗みという犯罪には、お金の被害だけではなく時間も奪われている」と伝えています。



被害者の方が100万円を貯めることに10年を
費やしたとしたら、10年を奪うことになる。
とおっしゃっています。



また、大富豪の100万円損失と
年月をかけてコツコツと貯めたのちの
100万円損失の価値もちがうのではないかと、伝えています。




この本を読んで、時間という価値を
今までかなり軽視してきたんだなと
思いました。



百田さんは、こうも言っていました。



「時間はお金に変えられるけど、時間は時間に代えられない。どんなに20歳のころの1時間を買い取りたくても、買い取れない」



たしかに、そうですよね。


根本的なことを 思い出させてくれたように
思います。


時間は限りあるものだと。


どこかで無限にあるような錯覚をしていました。


みなさまも 時間を大切に
素敵なひとときをすごしてください。



ここまでお読みいただきまして ありがとうございました。



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