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おへそをいじって、おなかを壊した

おへそをいじるとお腹を壊す。

わかっていても、忘れたころに

またやってしまう。

今回も何気なくやってしまった。

気がついたときにはもう、遅い。

丹念にいじってしまった。

これは痛くなるぞ……

そう思ったけど、なかなか痛くならない。

もしや、おへそをいじってもお腹を壊さない

身体を手にいれたのか……!

安堵し、白くまアイスをぱくり。

お風呂あがりには

自分の過ちをすっかり忘れていた。

さぁ寝るかと思っていると、

ずきり。

不穏な感覚がお腹をよぎる。

気づかないふりをしても

もう遅い。

予断を許さない状況。

刻一刻とその時は近づく。

……きた!

お腹、いたい。

トイレとリビングを往復しながら

自らからの罪を悔い改める。

もう、おへそなんていじらないよ、絶対。

油汗がじわりと背中に浮かんで

事態の深刻さを伝える。

すべてが終わったのは30分後。

そのころにはすっかり元気。

この後悔もすぐ忘れ、

また同じ過ちを繰り返す。

それが人間、こふく。

今日も強く生きている。

とてもよろこびます!!