ハートストッパーのココが好き
Netflixで配信され絶賛トレンド中の
胸キュン学園青春ドラマ「ハートストッパー」
なめてたわ…
これはホントによかった
「セクシーなマッチョが出ないなら
見る意味ないや〜」
とか思って観てないゲイがいたら
マジで損してる。
今回はこのドラマを観て自分が
素晴らしいと思った点を挙げていきます
キャストの実年齢が10代
高校の学園ドラマって
大体がキャストの実年齢は
20代中盤〜30代前半なことが多い
だからいくら服装やメイクで若作りした所で
いやいや大人っぽすぎるんよ
というイメージをどこかで
持ちながらの鑑賞になるんだけど
ハートストッパーは違う
一番年上の方でもなんと22歳!
だから全員良い意味で子供っぽさが
全開なんですよ。
各キャストの実年齢は
こちらの記事を参照にどうぞ↓
スマホでのメッセージのやり取りで
タイピングしては
「このメッセはちょっとせめすぎかな…」
と消しては打ち、また消しては打ち…
悩んだ挙げ句、結局は送らなかったり
パソコンで同性愛診断サイトにいって
自分のセクシャリティは何なのか突き止めようとしたり
「LGBT おすすめ映画」でググったり
YouTubeでLGBT当事者の動画を見たりと
「そうそう!10代の時って
こんな風に葛藤して、
探って、 悩んだりするんだよ!」
って親近感MAXの描写にとにかく共感(^^)
実年齢が10代のキャスト達が演じると
こんなにも違うのか!と感動しました
”普通の”トランスジェンダーの存在
女子校に通うエルは
実生活でもトランスを公言している
Yasmin Finney (ヤスミン・フィニー)
が演じるトランス女性の役なんです。
これ気付かなかったの自分だけ?^^;
「ハートストッパーはトランス役を
本当のトランス俳優が演じていて良き」
というツイートを見てボクは
「え?トランスジェンダーの
キャラいたっけ?
誰だ?分からねー…
ググってみよ
えぇぇえ!?
彼女そうだったのぉぉ!?」
ってなりました(笑)
でもこれ逆にめちゃくちゃ
いいことだなと思ったんです。
以下エルを演じることについて
ヤスミンが語ったことを一部抜粋
引用元記事 ↓
このヤスミンの言葉に、ハっと気付き
以前投稿した自分の記事内容とリンクしたんです
トランスジェンダーは映画業界でどのように
扱われてきたのかを紐解くドキュメンタリー番組
トランスジェンダー俳優は
「こうゆうもんでしょ?」
というステレオタイプの偏見や
脚本に色を加えられる
異質キャラとしての
”嘲笑”
”悲劇”
”変わり者”
そういった役柄でしか
出演できないという
問題点が挙げられていました。
このドキュメンタリーを
見ていたからこそ
ヤスミンの発言の重みが分かる。
"普通の暮らしが描かれた
トランスジェンダー"
がいかに貴重であるかと
「こんなのありえないって〜
現実はもっと残酷だよ〜」
とツッコミたくなる当事者も
中にはいると思う。
しかし考えてみよう。
トランスジェンダー当事者の
子供達にとっては
間違いなく自分を肯定してくれる
希望の光になるのではないか?
子供の頃にみるメディアの影響は強い
自分自身、日本のTV番組にどれだけ
「お前は人から馬鹿にされ
笑われる存在なんだ」
と植え付けられてきたか…
もしそれがなかったら
どれだけ楽だったろうか…
だから悲劇でも変わり者でもない
”普通の生活”が描かれている同じ当事者の
姿をTVで見られるということは
本当に素晴らしいことなんです。
ハートストッパーは
ニックとチャーリーの恋に
胸キュンできるだけでなく
これまでになかった
トランス当事者に”普通”という
希望の光を与える
最高の青春学園ドラマ
以上31歳のアラサー男子が
久々に胸キュンしたドラマの紹介でした(^^)
追記:
2022年6月イギリスで行われたプライドパレードに
ハートストッパーのキャストが参加
LGBTQ嫌悪団体の前で中指をたてて踊る光景が
爽快すぎる!
作中で嫌な奴「ベン」を演じる
セバスチャン・クロフトが
めちゃくちゃ楽しそうに踊って
対抗してるのがまたいい(笑)
若干10代の彼らが作中だけでなく
リアルでもこういった
アクションを起こしてくれるのは
当事者にとって計り知れないほど
勇気をもらえる明るいニュース
おまけ
エル役のヤスミン
インスタを見てるとマジでめちゃくちゃ美人
2010年代のリアーナのような無敵感を感じる…
以上!
お読みいただき
ありがとうございました
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