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フランスの好きなバンドについて語ろうかな Part 3(終)

パリオリンピック開催中の
この期間にのっかって
メタル好きのアラサーゲイが
フランスの好きなバンドを語ります。

さっそくいきましょう。


KYO

フランスのポップ・ロックバンド

分かりやすく、ざっくり説明すると
日本でいうスピッツ的な感じですかね。
アゲアゲな明るい曲というより
哀愁漂う曲がメインのバンドです。

彼らは青春の音楽そのもの。
といっても中学、高校の時ではなく
19〜20歳の専門学生時代。
とにかく音楽を聴きまくってたあの頃
当時はニューメタルを崇拝してて
フランス産のバンドではPleymoや
ENHANCERにドハマリしていました。
その流れで知ったのが彼ら。

”激しさこそ正義”という
状態の自分からしたら
ポップスなんてハマるはずないと
思ってました。
しかし何故か
めちゃくちゃ魅了されたんですよね



好きな曲

狂ったように聴いていた
「Le Chemin」
最近になって曲名が「レ・チェミン」
ではなく「ル・シュマン」だと判明

この曲マジで聴きすぎて
当時フランス語で完璧に歌えてました
今は怪しい

再生回数1.1億回
フランス母国でも超絶人気を
誇っている証拠だろう。

日本のミレニアル世代が
宇多田ヒカルの「First Love」を
懐かしむそれと同じで
この曲を聴くと一気に
ノスタルジックな雰囲気に浸ってしまう。
溢れ出る2000年初頭感
たまんないねぇ…

この曲以上に
美しく、且つ切ないポップソングを
私は知らない…
フランス語ってホントに美しい言語…
聴けば分かる
説明不要の傑作

現在

先ほど紹介したのが
2003~2004年リリース。
20年経った現在も活動している彼ら。

「あの頃が一番よかった…」
なんてまだまだ言わせないのがすごい

メンバー全員40代
めっちゃいい歳のとり方してるねぇ…

この曲「Stand Up」の歌詞は
精神的支配をしてくるパートナーから
立ち上がって逃げろという
シリアスなテーマ。
音楽性は全く変わらずも
ヴォーカル、ブノワの歌声
楽器隊の音共に熟成されて
見事”大人のポップ”に仕上がっている。


おまけ

最後におまけだけど
フランスで一番好きなバンドをシェア

EMPYR(アンピール)

知名度皆無のバンドなんですが
1stアルバム「THE PEACEFUL RIOT」は
”知る人ぞ知る”神盤です。

KYO
Pleymo
Watcha
Vegastar
とジャンルが異なる
フレンチバンドメンバーから
結成されたバンド

こちらではブノワがシャウトしてるんですが
これがとんでもなくかっこいいんです
本当にポップバンドのヴォーカル!?
ってほど上手い。しかもそれが
そこらのメタルバンドの
ただイカついだけの
シャウトとは、ひと味違う
痛み、喜び、悲しみ…と
人間臭さがすげぇ伝わってくる
魂の叫びなんですよ

この路線であと
もう一枚だけでも
アルバムをリリースしていたら
間違いなくラウドロックヒストリーを
語るうえで重要なバンドになれてただろうに…

何故セカンド・アルバムは
あんなになっちゃったのか…(泣)


以上







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