見出し画像

世界一心配性の人が多い日本人の脳👨‍👨‍👧‍👦

勉強系のYouTubeが好きでよく見ているのですが、脳科学者の中野信子先生のYouTubeがとても興味深かったので、そのことについて話したいと思います。

日本人は世界一心配性の人が多い国

これは、遺伝子レベルで決まっているそうです。
うすうすそうかなーとは思っていたのですが改めてそう言われると、あーやっぱりかと思っちゃいますね。

脳の中にセロトニンと言う物質があって、これはどういう物質かというと安心感を得たり、本番に強い人の脳の中でたくさん出ている物質だそうです。
日本人はセロトニンが少なく心配性な人が多い民族だそうです。
確かに将来に向けて貯蓄をしたり不安に対するいろいろな準備をしたりする人って日本人に多いですよね。

セロトニンの量が多ければ心身が安定するのだそうですが、日本人はセロトニンの量が少なく不安傾向が強いようです。
心配性の人の割合を世界で見てみると、欧米では半分以下、南アフリカでは30%以下だそうです。
ですが東アジアに目を向けると心配性の人の割合は70%を超えているそうです。
大舞台でドキドキしたりするのもこのセロトニンの量が少ないと言うことが影響しているようです。
なんか、すごく納得です笑
ですが悪いことばかりではなく心配性だからこそ失敗しないように準備をしたり、練習をたくさんしたりするという良い面もあります。
どっちがいいんでしょうね。

正確性がすごい


意思決定をする時、人間は2つのシステムを持っているそうです。
1つはXシステム。1つはCシステム。
Xシステムは反射的に意思決定をするシステムで、Cシステムは正確性を重視し、意思決定までの時間がかかるシステムだそうです。
日本人は失敗することを好まない民族なのでCシステムで意思決定をするそうです。
日本の電車がいつも時間通りに来るのは日本人のこういった性格からのようです。

日本人は世界で1番失敗を嫌う

チャレンジ精神がない…寂しいですね笑

ドーパミンという物質が脳内にあり、これは快感や興奮を脳に与える神経物質です。
少しのドーパミンで満足する人もいればドーパミンがたくさん出なければ満足感が得られない人がいます。
ドーパミンがたくさん出なければ満足感が得られない人は、新しい刺激を求めたりリスクを取ることを好むという性格があります。
この割合は、南米では40%ぐらいいるのですが日本ではわずか1%もいないそうです。
少しのドーパミンで満足できる日本人の性格は、チャレンジすることを嫌い、失敗しないことこそが満足ということになるそうです。
うーん。なんだか残念な感じですね。
日本人にチャレンジしろと言う声かけは適してないのだとか。

じゃあ、どうしたらいいの?

日本人は想定外の失敗を嫌うので、チャレンジして失敗するところまでを想定内と考えるようにしておくと良いそうです。
新しいことに挑戦するときに、失敗したら嫌だなという発想ではなく、失敗は必ず起こるものだからと考えると良いのかもしれません。
先生曰く、脳のこういった特性は決まっており、気合だけで変えられるものではないそうです。
自分の脳の特性を理解し、長所は生かし、短所をどのように補っていくかを考えていくと良いと思いました。

勉強系のYouTubeやビジネス書を読んだりするのが好きなのですがインプットするだけでアウトプットしないためなかなか記憶が定着しないなと思っていました。今後はノートを使ってアウトプットしていきたいと思います。
今回のnote は音声入力で書いてみました。
いやはや、超便利ですね笑

#中野信子
#脳科学
#日本人
#coron
#心理学

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?