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新卒で入社した会社に出戻りした理由

2014年に新卒で富士通に入社し、2019年9月にアクセンチュアへ転職、2023年3月に富士通に出戻りをしました。

出戻りというとネガティブな印象を持つ人もなかにはいると思いますが、全くそうではなく新しいチャレンジです。その経緯を紹介したいと思います。

富士通に出戻りするまでのキャリア

2014年に入社してしばらくは、サーバやネットワークといったシステムのインフラ領域で、運用のアウトソーシングビジネスを担当してました。サービスマネージャというロールで、ITILに則ったインシデント、問題、変更管理の遂行、定例報告、プロセス改善を通じた品質改善といった業務がメインでした。

2018年から、ITサービス管理ツールとしてServiceNowというSaaS製品の導入に携わり始めます。マネジメント業務ばかりで専門性や技術力が身についてないと感じていたなかで、アプリ領域や開発といった新鮮さと、グローバルスタンダードな製品になりつつあったServiceNowの将来性、業務サイドへのシフトも選択肢に入ってくることを鑑み、ここを自分の専門にしたいと考えました。そしてServiceNowの専門性を磨くなら、国内資格保有者no.1の会社へ、ということでアクセンチュアへ転職しました。

アクセンチュアでは、クライアント向けにServiceNowの導入支援を担当しました。毎週開催される勉強会、気軽に相談できる社内コミュニティ。未経験のこと、新しいことを次々経験させる風土。知識と経験の両方の面でたくさんのことが得られた環境でした。また、ワークフローシステムというServiceNowの性質上、業種や業務に関わらず適用できるため、様々な業務・業種の方々とお仕事させていただきました。

それなりに社内外から評価され、成長している実感もあり、まだまだアクセンチュアで学べることはたくさんあるという確信もありました。そんな状況で今回転職に至ったのは3つ理由があります。

  1. クライアントとの受託関係

  2. 人事という仕事の魅力

  3. 人との繋がり

クライアントとの受託関係

どんなにクライアント目線で考えようとしても、クライアントからすれば作業を委託している相手と見られます。またこちらとしても超えてはいけない一線があると思っています。そんな中で、本当に価値があるのか?と思ってしまう仕事も、クライアントがやると判断すればやらざるを得ず、モヤモヤすることが多々ありました(この点は自分の訴求力が弱かったという問題もあると考えてます)

人事という仕事の魅力

大学の水泳部時代、色んなモチベーションの部員がいるなと思っていましたが、会社に入ってその幅の広さは比じゃないことを実感しました。会社や組織のことを考える人がいる一方、生活のためにとりあえず仕事してる人。

自分自身、どちらかと言うとプライベート重視でしたが、子どもが生まれ育休を取ったり、よりその傾向が強くなりました。そんな中で、色々な人材が、その強みを活かしながら、気持ちよく働く仕組みをつくるのが人事の仕事なのだろうと考えたとき、素敵な仕事だなと感じたわけです。

人との繋がり

今回の転職で富士通を考えたきっかけは、ある人からの誘いです。新卒で富士通に入り、トレーナーとして私に仕事を教えてくれた先輩で、3年間同じプロジェクトで仕事をし、プロジェクトが別れてもよく面倒を見てもらった関係です。そんな先輩から、人事系の部署にポスティングで移り、人事へのServiceNow導入を推進している、また一緒に仕事できたらと言われ、素直に嬉しかったです。キャラクターや性格は全然違うし、考え方も違うことは多々あるのですが、だからこそという感じです。

そんなわけで

今は富士通社内の人事業務へのServiceNow適用を人事側の立場として推進する仕事をしています。近い将来、ServiceNowだけでなく、人事システム全体のアーキテクチャを語れるようになりたいと思い、学びの範囲を広げようと考えてます。魅力的なOpportunityがあればぜひご連絡ください。

以上

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