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数年ぶりのUSでの学びはほろ苦い。

先日の壮絶なUSでの学びを整理し、再学習してます。再学習というのは、メモの見返しからの参考サイトのチェック、日本や当社、そして個人の現状とUSでの学びの紐づけ作業などですね。学習してそこで終わりとせず、この学びをどこまで拡大していけるかの行動で成果をあげたいと考えています。その中で、みなさんへのシェアとして1つ「暗い」テーマを掲げてみました

日本の世界でのポジションイングはどこまで下がるのか

久しぶりに行ったアメリカでは、直接多くの人に触れて、世界の動きを肌で感じてきた感じです。ビジネスに関するものだけでなく、社会問題、理想の人生に何が大切かなどの多くの議題がそこにあり、自分との違いからくる多様性(考えが及ばないほど多様w)とのGAP、そこからひも解く今後の行動などかな。気付きの(というより再認識)テーマは「日本、大丈夫か」なんです。これは今までも多くの人がそう言っているし、それに対して行動している人も多いですよね。ただ、それが今回、コロナが到来し、より鮮明になった、というわけです。驚きを隠せなかった要因となった事象がコチラ。
シリコンバレーは「アジア」を今後の拡大マーケットとしてかなり重要視している(うんうん、だよね)。が、「国(マーケット)として日本は入っていない」し、人材としても「日本人」は視野にない、ということなんです。「え、まじ、、、ですか」と思いました。実際に現地の会社さんからそれを聞いて、その後、いろいろな人に聞いてみた結果がまさにそれでした。俺たち日本人、結構優秀ですし、GDPは世界第4位で市場としてもかなりいいでしょ、と。
そんな想いを「バキュン」と正面から打たれたんです。(背後からではないw)

理由はいくつか。好き放題言われましたw
●円安+物価安で市場として価値が低い
→物価を上げると反発されるので企業がそれをできないし、働き手も物価をあげていくことを悪だと思っている。
●英語を話さず、それを克服して世界で戦う学習へのソウル(魂)がない(視線が低い)
→完全にインドネシア人、ベトナム人、韓国人のほうが一緒にコミュして仕事ができる。海外留学などの学びもアジアの中で伸び率最低。
●マニュアルで育ち、マニュアルを愛し、そこから外れると迷子になる(サバイバーできない)
→人にはよるけど、まあ言われて納得・・・。
●自分ばかり気になって、社会問題への参加意欲が少ない(ベクトルが自分だけに向く)
→友人の付き添いでアメリカの大学(UCバークレー)へ行き、そこの日本人学生からヒアリングしました。
●できない理由を会議で言うのが好き(それが仕事だと思っている)
→数か月前まで会社に日本人がいたそうです。これを繰り返していて解雇になったらしい・・・。最初、笑顔を引きつりながら「ああ、わかるわかる」など言っていたんですが、途中でこれはヤバイと感じ、真剣に状況と向き合いました。ね、やばいいでしょw「日本は日本で、このままでよくないですか」「海外に住む気もないし」と言っているそこのあなた、まじやばいっす。世界から置いて行かれるとどうなるのか、、、数年後にそれが明らかになります。しかーし、ここで当社には朗報のこのコメントが。

アニメ(そして日本食)はまだまだいけるな・・・。


「日本食」と「アニメ」は世界においてもとてつもないチャンスを持っている、と。「えー、なんか言い過ぎたから、フォローなんじゃないのー」と、うがって聞いていましたが、どこで聞いてもどうやら間違いないですね。ただ、日本食を拡大しているのは中国の人や韓国などの他アジア各国の人たちなので、あまり日本への恩恵はないっぽい。そしてアニメ。ここはまだまだ完全に未開の領域で、今後世界で戦える要素は満載でしたよ。日本のエンタメ会社はまだまだコンサバでほぼ海外事業をできていない。当然まだアメリカではディズニーなど「ファミリー向け」ですが、日本と同じように若い世代を中心に「オタク」だけでなく「一般化」してきている感じがありました。なので、ここは日本を持ち上げる力があるんですよ

現在、当社でもグローバル事業は少しずつ拡大中。越境向けの挑戦など、バランスよく事業をしていると思います。なんとか「日本」の世界における活躍に寄与できないか、、、トライしていいんじゃないですかね。

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