自分をさらけ出す大前提には「二番目の人格」が必須 〜未来が変わる「52の考え方」。~

①~⑪を見ていない方は以下からご覧ください!


本音はどの程度オープンにすべきなのか


皆さんは

オープンな人が好きですか?

嫌いって人はあまりいないんじゃないでしょうか。

私自身就活においてもありのままの自分を表現するように心がけていた。嘘はダメ!面接にマイナスになるかもしれないことも正直に話していた。

この「自分に正直」だったり「本音で語る」だったり

これらは、どの程度オープンにすべきなのでしょうか

例えばあなたは今友達と遊んでいる。

その友達は30分以上遅刻してきた挙句大声で「今日は遊ぶ気分じゃなかった」「このレストランセンス悪くない」など言った挙句に

テーブルに突っ伏してん眠ってしまった・・・

これって確かに自分の家にいるときのありのままの自分を表現している。

確かにこれはある意味「オープンな人」だ「究極のオープンな人」だ( ´艸`)

しかし、皆さんはこの「究極のオープンな人」すきですか??


オープンは「気遣い」が大前提だ


上の架空のお友達を見ていただいてわかる通り。オープンにしすぎるのも考え物です・・・

「親しい仲にも礼儀あり」ってやつですよね。

一定の礼儀やマナーは必要です。これは周囲に不快感を与えない「気遣い」とも言えます。

多くの方は「そんなことわかっている」と思うでしょうが、残念ながらネットの世界ではこのお友達レベルまで落ちてしまっている人も少なくないです・・・


本音をさらけ出さなほうがいい理由


本音をさらけ出さないほうが理由は3つあります。

①自分の事でさえわかっていない人が多い

前回⑪でもお話したように我々の感情はあてにならない。

その時によって全然違うものに変化する。そんな中で果たして自分の本音というのはどこまで正確なものなんでしょうか・・・

②本音を語っても自分を滑稽に見せるだけ

残念ながら自分の本音を語ったところで他者からの信頼は得られません・・・逆に「口だけのやつ」とか言われがちです・・・

他者からの尊敬とは約束を果たすことで得られます!

③外側との境界がない生物は長くは生きられない

外側と内側の境界がなくあまりのもさらけ出していると

「私を都合のいいように利用してくれ!」と言っているようなものです。


意識的に「二番目の人格」を作ることが大切


世の中で信頼されている人たちは「二番目の人格」を作り出している。

これは消して自分に嘘をつくということではなく、安定した信頼を得るための「職業上の外向きの顔」です。

あなたが思っているほど他人はあなたの内面に興味はありません。さらけ出したからと言って信頼は得られないでしょう・・・

多くの人は自分をさらけ出したほうがいい。オープンがいい。なんて他人に言われて鵜呑みにしていないでしょうか?

オープンは小出しをおすすめします。

オープンを小出しにするためには、相手との信頼関係が必須です。

この信頼関係を築くためには大前提として「二番目の人格」が必要になります。

「二番目の人格」なくしてのオープンはみじめでしかありません・・・

まずは、皆さんの「二番目の人格」をしっかり作ってください。

他者との信頼を築くための人格です。

オープンに出来るのはそのはるか先の話だと思います!


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