Japan Branding Awards 2021で最高賞を受賞しました
2021年12月14日に発表されたJapan Branding Awards 2021で、最高賞となるBest of the Bestを受賞しました。
平たく言うとLIFULLでの過去5年間のブランディングが、日本で最も優れていると評価されたことになるので、非常に感慨深いです。
Japan Branding Awardsとは、インターブランドが主催するアワードで、優れたブランディングを実行している企業・団体や事業・サービスを評価し、その活動内容を学ぶ機会の提供を目的としたアワードで、4つのプロセス「ブランドの定義・コンセプトの立案」「表現の指針・トーン＆マナーの開発」「各タッチポイントでの戦略立案」「各タッチポイントでの体験提供」と「活動の成果」を中心に、評価視点・評価ポイントに沿った分析・評価が行われます。
ブランディングと聞くと、プロモーションのことだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、過去3年間全てのブランド活動（事業、組織、製品、プロモーション、各種プロジェクト含む）全般を審査されます。
評価コメント：
本活動は、LIFULLのパーパスに基づいて、LIFEを中心としたさまざまな事業を通じた社会課題解決の企業グループに進化していくことを目的としています。
コーポレートと事業・商品、あるいはブランドと経営が同調せず、一気通貫したブランディング活動が推進できないケースが散見される中、ブランディングを経営・事業活動そのものと位置づけ、全社横断的な取り組みが実践されており、その結果、LIFULLならではのブランド体験の場の提供、事業の創出、そして事業領域拡大にまでつながるブランディングとして高く評価しました。
また、一気通貫で執行責任を担うマネジメントの下、事業部門だけではなく、様々な部門と連携し合う仕組みが整備されたブランディングに取り組まれている点も特筆すべき評価ポイントであり、他ブランドの参考となるのではないでしょうか。
https://www.interbrandjapan.com/ja/jba/jba2021/list/LIFULL.html
LIFULLでは、2017年4月に社名変更し、コーポレートメッセージ「あらゆるLIFEを、FULLに。」を掲げて以来、ブランドをゼロベースで育ててきました。
ブランドが誕生して5年目。私もCCOとして入社し、クリエイティブ組織を設置して5年目。
今では、社会課題の発見・アジェンダ化、ブランド戦略立案・ブランドマネジメント、ブランドコミュニケーション企画・実行、デザイン戦略立案・ブランドデザイン、サービスデザイン、広告・コンテンツなどのコミュニケーションデザイン、ブランド投資可視化、プロジェクトマネジメント、組織開発など多様な社内外での活動を通して、日々全員で試行錯誤をしながらも、全方位で一貫性あるブランド構築を推進しています。
今回の受賞はあくまでも通過点ですので、今後も事業を通じて社会課題解決に取り組む企業グループとして、常に一貫性あるブランド活動を行うことで「世界で最も多様性を認め、社会課題に向き合うブランド」に育てあげ、より良い社会をつくっていきたいと思います。
昨晩はクリエイティブ本部で祝勝会を行い、一人ひとりに「おめでとうございます」と伝えました。5年間、チーム全員の日々の頑張りと苦労が報われた非常に嬉しい受賞でした。
関わっていただいた社内外の皆さん、本当にありがとうございました！
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