めっちゃ、好っきゃねん。大阪編
昨日、突如として沸き出た僕の大阪出張。温泉を掘り当てた人の気持ちが少しわかった。
まったく関係のない仕事にT太郎召喚、なんちゅう会社や。
周囲にはやれやれ感を出しつつ、
国内の宿泊出張だなんて、久方ぶりなもんでテンションは上がっていた(決まった瞬間、オフィスの中心で愛を叫びたかった)。
即アパホテル(サウナ付き)予約、
即大阪にいる同期に連絡。
彼は串カツ屋を抑えてくれた。
これがなかなかの悲劇だった。
道中。
ふとホップの香りがぼくの鼻腔をかすかにくすぐる。厳密にいうと、鼻腔最上部の嗅上皮と呼ばれる粘膜に溶け込むことで人は匂いを感知するらしい(気になって調べてみたが、もはや呼び方もわからない)。
ただ、ぼくにもまだ何かを感じるという感覚があったのかと、少しはにかみそうにもなった。
くぅぅぅ、とんでもなくビールが呑みたい。
隣のおじさんは見せびらかすかのように、おつまみを広げて、ビールの500ml缶をごくごく。ローストビーフ丼、どんぐり、さきいか、柿の種、アーモンドチョコ、そしてビール2本目突入。
ビールもさることながら、おつまみの量。笑
節操なく食っていて、もはや気持ちがいい。
くそぅ、ビールが呑みてぇ。
ぼくは軽くパソコンをカタカタしてから(本当にカタカタしただけ説)、3号車の喫煙ルームへ。
人間の欲望はおぞましい、こんなところにまで喫煙ルームを作ってしまう。
いやぁぁぁ、とんでもなくビールが呑みたい。
呑むことなら、いくらでもできた、ビールを買うお金だってある。
だけど、僕は同期との一杯目をどうしても分かち合いたかった。
何故かオレンジジュースを買って、車内に持ち込んだぼくの喉はからっからだ。
早く杯を乾かしたい。
「品川からの2時間20分、快適な旅を、のぞみ」
よくもそんなことを言ったもんだ(きっとだれも言ってない、でも聞こえてくる)、
のぞみでビールが飲めないなんて、ひとつものぞみがない。
まぢで、頼むぞ、同期、
ビールも串カツも絶対うまいんだよな?
流し込んだら、ヤベェんだよな?
二度漬けはいけないんだよな?
グダグタ行ってたら、そろそろ新大阪みたいです。
アル中の新幹線エッセイ、略して新幹ッセイでした(まったくなじまない)。
それでは、ソースにダーーイブ!!!
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