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起業にもいろいろあるよ~

「イギリス人民は、自分たちは自由だと思っているが、それは大間違いである。
彼らが自由なのは、議員を選挙するあいだだけのことで、議員が選ばれてしまうと、彼らは奴隷となり、何ものでもなくなる。
自由であるこの短い期間に、彼らが自由をどう用いているかを見れば、自由を失うのも当然と思われる。」
ルソー 社会契約論
写真はルソーです。

起業のハードルを下げたい

 最近は、起業について調べたり、事業の立ち上げみたいなことをしている。
そんな中で、起業に関連した本を読んだり、起業講座での経験から、いろんな形の起業があることを知った。副業(あるいは複業)としての起業、社会課題を解決する起業、会社員にいろんな理由でなれない人が収入を確保するための起業、などなど。今回は、自分の時間もお金もすべてを捧げないと起業できないと思っている人のために、これらの起業に関する本を1冊ずつ紹介したいと思う。
特に社会や政治に無力感を感じて絶望している人のために。

副業(あるいは複業)としての起業

 プチ起業とかスモールビジネス、とかとも言われている。とりあえず、少し収入を増やしたい、あまり大きなリスクを背負いたくない、といった人向けの起業になると思う。僕はナリワイ起業講座という講座を受けて、初めてこういった起業を学んだ。学んだからすぐにお金を稼げているかというと、僕はそうではないのだけれど、講座を受けてから本を出すくらいには活躍したりしている人もいるので参考になるかと。
さて、本の紹介をしよう。僕の講師の先生がだした本で、この本は1人でも読みながら事業を簡単に作れるので、強くお勧めする。


社会課題を解決する起業

「ソーシャルアントレプレナー」と呼ばれる、社会課題をビジネスで解決しようとする人たちいる。政治では解決できないと判断した熱い人たちが日本を含めて世界中で起業したり、事業を立ち上げている。なぜ、官僚や政治家ではなく、社会起業家なのか。
 細かい理由は政策起業家として説明されているこのページをみてほしいが、簡単に説明すると、官僚の裁量が減ってきていること、テクノロジーの発展などによる行動のハードルが下がってきていることがあげられる。

いろんな本があるけど、この本がまずおすすめかな。自分でも社会起業できるようなページもあるし。

会社員にいろんな理由でなれない人が収入を確保するための起業

起業とは、会社などですごい経験をした人がするスーパーマンがするもの、だと思っていた。でも、そんなことはないようで、会社員に向いてないけど、起業はできる、生活できる利益以上の大きな利益もあげられるのだ。
日本で実際に活躍している起業家にもそういった人はいる。
例えば、中川綾太郎さん。彼は会社員に向いてないという自己判断から、就職せずに起業することを選んだ。しゃべることが苦手ゆえに、出資者たちを前にしたプレゼンを1分で終え周囲を愕然とさせた一年半後、DeNAが彼の事業を50億円で買収した。そんな逸話を持つ。関心のある方は動画を見てほしい。

彼だけが特別なのか。いや違う。うつ病を経験して失敗をしながら、起業を成功させた人もいる。彼のアドバイスは具体的でそこら辺の自己啓発本を蹴り飛ばす。ぜひ、鬱病だけではなく気の弱い人、おとなしい人にもおすすめだ。

大事なことは、すぐれた意志を持っているかどうか、そしてそれを成就するだけの技能と忍耐力をもっているかどうかだよ。そのほかのことはみな、どうでもいいのだ 

ゲーテ

以上です。

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