#148 やり続けるとうまくいくのは解像度が上がるから
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
昨日は、車を所有するべきかどうか悩んでも答えがでない。であれば、車の所有を疑似体験してより解像度の高い情報を集めよう、という話でした。
今日はやり続けることでうまくいく理由について掘り下げます。
〇使ってみるから使い方がわかる
昨日の記事では、車がある生活が本当に初期費・維持費を上回る価値があるかがわからないので、車のある生活を試してみたという内容を述べています。
私は旅行が好きで年2回は1週間程度の遠出の旅行をします。旅行先ではレンタカーを借りることが多いです。
旅行先で車があると、移動の自由度が格段に上がるので、色々なところに行きやすくなり、ゆったりとした移動時間を過ごすことが出来るので、公共交通機関よりもコストが高くても車を選択します。
旅行先で車があることの価値は体感していますが、普段の生活の中では車がないので、車のある生活の良い所は旅行の延長で移動の自由度が高いくらいの抽象的なイメージしか湧きませんでした。
体感値のない状態でいくら考えても良い決断はできません。
そのため、まず日常の中で車を使ってみてその価値を判断しようと思い、カーシェアリングを利用し、体感値を得ることでより納得感のある判断ができ次のアクションを決めることができました。
試せば良い判断が出来るとはいえ、なかなか試せないという人も多いようです。
生成AIのビジネス活用に関する調査では、生成AIを業務に利用している人は13.2%。利用しない理由のなんと62.6%が使い方がわからないからとのことです。
私もカーシェアリングの使い方がわからない(使い方を調べるのが面倒くさい)ためになかなか試せずにいましたので気持ちはわかります。
しかし、自身の業務において生成AIを利用するイメージが湧いていないのは、使ってないからだと思います。
私も車のある生活をイメージしても何に使いたいのかがハッキリしない状態でした。カーシェアリングで使ってみて、次はどうしようかとイメージが湧いてきました。
生成AIも一度使ってみたら、「こんなことが出来る」という体感値が生まれ、自分の業務への活用方法が見えてくるのかと思います。
余談ですが、最近ipad買うかどうかで迷っていますが、ひとまず買ってみて新たな用途を見つければ良いという気持ちになっています。
カジュアルに試してみることが大切ですね。
〇事例依存症の問題点
本日の木下斉さんのvoicyでも似た内容の話をされていましたので紹介です。
いくら事例を集めても、真実はわからない。
小さくてもよいので自分で取り組むことで、事例を聞いただけではわからない背後のプロセスが見えてくるようになる。そして自分の状況ではどの部分を当てはめてみればいいかがわかりまた小さく取り組む。その繰り返しで段々と解像度が上がっているということです。
やり続けることで解像度が上がり、解像度が上がるから適切な軌道修正を繰り返すことができ段々と成功に近づくのです。
やり続けることで風向き変わる時がやってくるということについても述べましたが、風向きが変わるまでやり続けるためにも、自分自身で試行錯誤し解像度を上げていくことが必要なのだと思います。
ということで、やり続けると成功するのは、やり続けるなかで解像度が上がっていき判断の質が向上し風向きが変わる瞬間を掴めるという話でした。
適切な判断が出来ないと思ったらまずやってみて、解像度を上げる。悩んでいる暇があればさっさとやるに限りますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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