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#3 「場」を作るとプロジェクトがうまく進む

先日、チームの運用をガラッと切り替えて最適化を図ったのですが、その際に定例という「場」がうまく活用出来ました。
「場」を作ることがプロジェクトの推進に非常に役立つと改めて感じたという話です。

チーム運用の再構築に「場」が役立った

私のチームは10人を超える規模で、先日主要なメンバーの半数が抜け2つの別のチームが合流しそのチームの業務を引き継ぐことになりました。

あまり面識のないメンバーで新しい運用を始める状況であり、はじめは新しい運用方法について個別に調整を進めていました。しかし、人数も多く個別に調整していると時間が溶けるため、思い切って定例に新規メンバーを招きその場での合意形成を試みたところ、意外とすんなり受け入れられ新しい運用のスタートを切る事ができました。

人が集まる「場」に議題を持ち込むことで大人数のチームに変化をもたらすことが出来たのです。

プロジェクトのはじめに「場」を作ることの意味

プロジェクトのゴールに向かってチームがコラボレーションしながらスピード感を持って進むには、適切なコミュニケーションが必要です。

そこで、毎朝10分間のデイリーミーティング、毎週1時間の振り返りミーティングようにあらかじめチームでコミュニケーションの「場」を設定しておくと、コミュニケーションの回数を増やすことができプロジェクト進行に大いに役立ちます。

今回の私のケースでも、すでにある定例という「場」を活用することでスムーズな合意形成につながりました。

チーム定例を行うことは一般的なことかと思いますが、定例の「場」の価値を改めて感じたという話でした。

余談:変化のキッカケとなる「場」の作り方を知っているチームは強い?

サッカーの試合中に状況に合わせて戦術を変更することは困難です。状況を改善するには今起きている事象の認識を合わせ、合意形成されたアクションの実行が必要であり、プレーが続く中で個々人の判断に任せて改善するのは困難です。

強いチームは試合中にわざと怪我したフリをして時間を稼いで、その間にパッと集まり話し合って修正する。という戦術変更のキッカケを予め用意していたりします。

プロジェクトにおけるこのキッカケが定例にあたるのかなと思います。
趣味のサッカーの話に無理やり紐づけてみました。



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