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合板フローリングの弊害 知りたいリノベーション#1

こんにちは!こうへいです。

今回から新しいシリーズを始めたいと思います。今までの2つの記事は独立した単発モノでしたが、初のシリーズものに手を出していきます。

このシリーズの目的

まずこのシリーズを始める目的から説明します。目的は以下の2点です。

①住まいに関する好き集め

②リノベーションを多くの人に知ってもらう

僕は将来、「中古物件×リノベーション」で自分だけの好きな住まいで暮らしたいと考えています。自分の好きという価値観にビビビッ!と来るものを今から集め、将来のために備蓄しておくのです。

そしてもう一つ。僕のビジョン「一人ひとりの価値観にあった住まいづくりを通し、多くの喜びを創造する」というものを掲げています。まだまだ知名度が低いリノベーションを少しでも多くの人に知ってもらい、日本のスタンダードにしたい。そして多くの人に自分だけの好きな住まいで豊かに生きてほしい。そのためにシリーズとしてリノベーションのことを発信していきます。

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そもそもリノベーションとは?

この記事を読んでくださってる方の中には「リフォームは知ってるけど、リノベーションって何?」「リノベーションって言葉は知ってるけど、具体的なことは知らない」と言った方も多いのではないでしょうか。

リノベーションは一般社団法人リノベーション協議会では以下のように言われています。

機能、価値の再生のための改修
その家での暮らし全体に対処した、包括的な改修

また、リフォームはこのように言われています。

原状回復のための修繕営繕不具合箇所への部分的な対処

イメージとしては、リフォームはマイナスのものをゼロの状態に戻す。リノベーションはプラスαで新しい機能や価値を向上させるという感じでしょうか。

詳しくはこちらのサイトが分かりやすかったため記載しておきます。

さて、前置きが長くなりましたが、本題に移っていきたいと思います。

今回の知りたい

今回の知りたいは「フローリング」です。床材の中でも最も一般的である、フローリング。一体どんな種類があり、メリット・デメリットがあるのか、そしてどんな人に向いているのかについてまとめていきます。

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フローリングは以下のように大きく分けると合板(複合)フローリング無垢(単層)フローリングの2種類に分けることができます。

合板(複合)フローリング

複合フローリングと呼ばれていることからも分かるように、複数の板を接着剤で貼り合わせている床材です。

▽メリット

・傷や汚れに強く水回りでも使える
・様々なバリエーションがあり部屋を選ばない
・温度や湿度の変化に強く、反りや伸縮がない
・施工費が安く抑えられる

▼デメリット

・経年劣化は避けられないため20年ほどで張り替える必要がある
・踏み心地が固い
・接着剤に化学物質が含まれ、シックハウス症候群を引き起こす可能性がある

こんな人にオススメ

家を作る際お金をかけたい場所がある方で、フローリングに特にこだわりがない方は合板フローリングはとても良い選択肢だと思います。さらに合板フローリングには床暖房対応や防音対応のものもあり(無垢フローリングにも対応しているものはありますが)、無垢フローリングより安価で取り付けたい方にはもってこいです。

無垢(単層)フローリング

無垢とは丸太から切り出し、1枚の板に加工した自然素材のことを言います。基本的に他の木材と重ねることはないため単層フローリングと呼ばれることもあります。

▽メリット

・質感や肌触りが良い
・調湿作用があり、余分な湿気を吸引し、乾燥したときに放出してくれる
・長く使い込むと色味が変わり、趣のある色に変化する
・天然の木の香りがするのでリラックスできる

▼デメリット

・収縮、膨張により反りや隙間ができることがある
・汚れがつきやすく落ちにくい
・合板フローリングと比べ価格が高い

こんな人にオススメ

無垢フローリングは長く使い込むことで色味が変わり、趣のある色になります。そんな家の成長も楽したい方にはとてもオススメです。革やリーバイスのジーパンの色味の変化など好きな方は、無垢フローリングの変化も楽しめると思います。毎日の暮らしが楽しくなりそうですね。木の香りが大好きで、床材にこだわりたい方ももちろんオススメです。

僕の好き

ちなみに僕の実家は合板フローリングが使われています。築20年経っているということもあり、我が家のフローリングもボロボロになってきました。夏はベタベタすることが多く、冬は冷たくどちらとも裸足で歩きたくないため、家ではスリッパが必須になっています。さらに接着剤の化学物質のせいか、毎朝のくしゃみが止まりません。さらに経年による色味の変化が無垢フローリングにはあるので、家の成長を楽しむためにも無垢フローリングに予算をかけたいですね。

最後に

いかがでしたでしょうか。フローリングには種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。自分の理想な家はどんな家なのか考えることで、どこにこだわりたいかも見えてくると思います。今回の記事を読んで、ぜひ自分の理想の家とは一度考えてみてください!こだわった自分の家に住むことで、より毎日楽しく生きていきましょう〜!

参考にさせてもらった記事


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