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3. すべての教育は洗脳である



こんにちは。コウです。

今回は堀江貴文さんの「すべての教育は洗脳である」を紹介します。

個人的にホリエモンの本がすごく好きなんです!このブログでも何回か紹介する予定です。

率直な感想は、衝撃を受けました。

自分が教育に携わる仕事をしていて、その仕事の意味を考えさせられる内容でした。

題名的には、学校教育を批判的にただ書いたものと思われがちですが、そうではありません。
学校ができた背景や歴史から、学校教育の目的を鋭く突き、さらに「これからの時代で必要なこととは何か」が深く考察されています。

また、自分が知らない間に植え付けられた常識について、疑問を投げかけ、よりよい堀江流の生き方について語られています。

この本で一番の感銘を受けたことは、真の学びについてです。

堀江さんは、変化の激しい世の中を生き抜く手段として、多様性をひとつに挙げています。

著書「多動力」でも書かれていますが、自分の興味あることに飛びついて没頭すること が 真の学び だと言われています。


学校や会社に求められていること


学校の通知表で例えましょう。

学校で一番優秀な生徒と評価されるのは、通知表でオール5をとる生徒です。

高校でも判断基準としてオール5をとれる優秀な生徒は、歓迎されますよね。

歴史的にひも解いていくと、これは工場で働ける従順な人間を育成する行程と同じだそうです。

時間を守り、気持ちの良い挨拶ができ、勤勉で、規範の守れる人間。そんな尊敬される理想の人格の完成が、工場では目指されていました。

こんな人たちが育てば得をするのは誰でしょう。

それは上に立つ人です。

会社で言えば社長、学校で言えば先生、日本で言えば総理大臣。

集団が統制を取るうえで、大事なものは教育です。

集団統制をしてよりよい利益を生み出そうと、考えて作り出されたのが学校だそうです。

働く人と、働かされる人、そのどちらも担う人、そんな風に学校や会社は成り立っています。

でもそれって本当に幸せか? 誰かに働かされて、本当に自分がやりたいことができているか?というのが堀江さんの疑問です。

そこで語られているのが、自分が没頭できることをやることです。

これ以上は、次回以降の「多動力」の紹介で書きます!長くなりそうなので…


最後に

今の時代は働き方も多様化しています。お金の稼ぎ方も多様化しています。

人が誰かのために働き、誰かを笑顔にする。
 家で待っている家族のために働く。それもすごく素敵なことです。
自分の子供に、自分の好きなことを一生懸命してお金を稼いで幸せそうな姿を見せる。
 それも子供にとっては素敵な親の姿だと思います。
自分のやりたいことだけをして生活をする。それも魅力的です。

僕も20代折り返しです。自分が今後どう生きていくのかよく考えることがあります。

自分が学校教育の洗脳から抜け出して、自分の生き方について考えてみる。そんなきっかけを与えてくれる本です。

ぜひ手に取って読んでみてください。


最後までご覧いただきありがとうございました!

ではまた!(^^)!

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