魔女の暮らしに憧れる、秋の穏やかな午後

昨日、久しぶりに見たくなってサブスクで映画を見ました。

それがこちら。

西の魔女が死んだ

中学に進んでまもない夏の初めに、学校へ行けなくなったまいは、森で暮らす“西の魔女”のもとで過ごすことに。西の魔女とはまいのママのママ、英国人である大好きなおばあちゃんから、「早寝早起き、食事をいっぱいとって、よく遊ぶ。そして、何でも自分で決めること」の大切さを教わる。まいは戸惑いながらも、料理、掃除、洗濯、庭づくり・・・と、毎日励んでいくが、実はその生活は、“魔女修行”の始まりだった――。　

Amazon「西の魔女が死んだ」あらすじより

学生のころ、小説を読んだ気がします。
映画もみた覚えはあったのですが、すっかり忘れていて。

久しぶりに見ました。

すると、英国人のおばあちゃんの暮らしがまさに私がしたい暮らしとぴったり、といった感じで、見ていて癒されました。

また、主人公であるまいにも、自分を重ねるところがありました。
周囲の友だちと馴染めなくなってしまったまい。
私も、集団で動くことができない人間なので、気持ちが少しわかるなぁ、なんて思いながらみています。

そんなまいに、おばあちゃんは魔女の話をしてくれました。

「魔女になるためにはどうしたらいいの？」
そんなまいの問いに、静かに答えるおばあちゃんがとても素敵で惹かれて。
言葉もシンプルだからこそ、伝わりやすい。

そんなことを思いながら、少しメモを残しましたので、記録代わりに書いておきたいと思います。

＜「西の魔女が死んだ」記録メモ＞
◎魔女になるために必要なこと
『意志の力』『強い精神力』
・早寝早起き
・しっかり食事をとること
・毎日のルーティンを決めて、紙に書いて貼る

『何事も自分で決まる力』
・自分で決めてやり遂げる力
・1番難しいことを乗り越えないと手に入らない

『物事の方向を正しくキャッチする力』

当たり前のことかもしれないけれど、おばあちゃんは言うのです。

「単純なことが1番難しいのですよ。」と。

本当にそう。
私も、最近寝ることがなかなか不規則で、朝の散歩をサボり気味です。
早寝をするだけなのに。
なんだか、難しいのはどうしてだろう。

おばあちゃんの生活は、とても質素です。
自家製の野菜やハーブで、料理やお菓子作り。
畑仕事をして、裁縫をして。

それでも、おばあちゃんは言うのです。

「毎日のちょっとした変化が楽しみなんです。」

「身体があると楽しいことがいっぱいありますよ。」

1人の暮らしでも、慎ましく、ささやかに暮らしていきたい。
今の私が思うことです。

でも、やっぱり独りの寂しさも時には感じるだろうな。

まいが去るとき、おばあちゃんが門の前で見送る姿が、キュッと切なくて、少し寂しくて。

やっぱり、人生楽しいことばかりではないのだな、と感じました。
でも、そんないろんな感情があるからこそ、人生はきっと楽しい。

そう思いながら、生きていきたいなぁ。

そんなことを考える、映画でした。

もっと、暮らしの映画を見ていきたいなぁ。
「かもめ食堂」や「しあわせのパン」も定期的に見たくなる、私なのでした。

皆さま、本日もよき１日を。
私も、頑張ります。

それでは、また。