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メンタルに不安を抱えながらの就職活動、そのサポートが受けられる場所について

心の不調を体験して学校や仕事を離れてから、「今なら働けるかも」「働いてやりたいこともある」という気持ちが芽生えてくる時があります。その気持ちの芽生えから本当に動き出すまでには、それなりのエネルギーが必要です。
 
そして、就職活動を続けて、その後、就職した場所で働き続けるとなると、さらなるエネルギーが必要となるでしょう。だからこそ、就職探しの最初の一歩を支えてくれる人や場所、そしてその後のプロセスを継続的に支えてくれる人や場所の存在があるといいだろうと思います。
 
今回のnoteでは、相談しながら仕事探しができる場所として「ヤング・ジョブ・あいち」のことをご紹介しようと思います。
 

45歳未満の方や学生の方に向けた就職サポート


 
就職に関する相談機関の一つとして、愛知県には「ヤング・ジョブ・あいち」があります。45歳未満の方や学生の方を対象に、就職先の紹介だけでなく、職場の人間関係の不安なども相談できる体制になっています。
 
カウンセリングコーナーもあって、例えば「自分に何が向いているかわからない」とか、「パニック発作を抱えているのだけれど職場にどう伝えればよいか不安」などの悩みにも、個別で相談にのってもらえます。
 
 


メンタル不調を抱えながらの就職サポート


メンタルに不調を抱えている方の中で、すでに心療内科・精神科を受診されている方は、主治医と相談しながら就職活動に取り組めるとよいでしょう。
 
障がいを抱えながらの就職全般のリハビリや支援をしてくれる「就労移行支援事業所」もあります。事業所をいくつか見学して、ご自分に合った事業所に通ってみるのもよいでしょう。
 
学生さんの場合、学校のキャリア支援課や学生相談室相談員と相談していくという方法もあります。
 

長期的で継続的な心理サポート


心理カウンセリングの中でも、就職活動をどう進めるか、その先どう働いていくかがテーマになることがあります。どう働いていくか、どう暮らしていくかというテーマは、短期集中というより、長期的にじっくり取り組んでいく価値のあるテーマであると考えます。
 
過去の就労体験の中で、心身の不調や傷つき体験が生じている場合は、今後そのようなしんどさが繰り返されないように、過去の就労体験や人間関係を振り返り、今後の対策を考える作業を行います。その都度、体調や感情の揺れを点検しながら、じっくり時間をかけて経過を追っていく関わりを心理カウンセリングでは大切にしていきます。
 
働くことを通して、喜びや達成感を味わうこともできるはずです。収入を得ることで、自分らしく日々を楽しむこともできるはずです。そのような視点を取り入れ、その方の持ち味が活かせる働き方や暮らし方を話し合い考えていく作業を、心理カウンセリングの中で進めていけるとよいでしょうか。
 
 

引きこもり体験からのリカバリー


以前、10年間引きこもりの体験をした方が就職し今の生活を楽しめるようになった体験を「リカバリーストーリー」として語って下さった内容をnoteに書きました。よかったら合わせてお読みください。


読んでくださってありがとうございました。
梅雨の蒸し暑さと就活の憂うつを重ねて、リリックを書いてみました。

-ハローワークの紫陽花(ゆれる心模様)-


エントリーしたよ大体
土から決まっている色彩
元から私凡才
どの仕事もありがたい
でもホントは合ってない
諦めたくない出会いたい

明日こそ変わろう
見つけてくれてありがとう
条件はいいらしい雇用
大人ぶって続けよう
だけどホントは雨模様
手をつないで逃げ出そう

雨の中咲く紫陽花
明日の希望見つける天才
クリックすれば企業満載
少女の魂は叶えたい
少年の夢は行方不明
移り変わる想いは曖昧

ひと休みして眺めよう
親や会社は荒れ模様
冷凍のチャーハン味わおう
くすぶってるなら探そう
好きとラクから始めよう
ライフバランスは私仕様
 


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