カラーボックスで叶える: 寝室の模様替え
私たち家族の理想は、子ども一人一人に専用の部屋を用意すること。
しかし、予想外の事態が。
中学2年生の長女と小学5年生の次女がいる私たちは、母が脳梗塞で倒れたことをきっかけに、一緒に暮らし始めました。
これは、段差の多い実家では母の暮らしが不便になったためです。
私たちの家で新しい生活を始めるという決断でした。
私の夫は人付き合いが得意ではないため、この新しい生活は彼にとってかなりのストレスでした。
だから、お風呂と洗濯は共有ですが、その他に関しては全て別々に。
私たちは家の2階に移動し、10畳のリビングキッチンと6畳の個室2つで生活することになりました。
夫には自分だけの部屋を与え、子どもたちと私はもう一つの部屋で一緒に寝ています。
長女が小さかった頃は問題ありませんでしたが、彼女も中学2年生になり、受験を控えています。
彼女が高校生になるまでずっと同じ部屋で寝るのは心苦しいですが、現状では仕方がありません。
私が同居を承諾したので、その責任も感じています。
同居のおかげで助けが得られることも多いですが、4人家族で2つの個室を持つことは収納面で大きな挑戦です。
私は服を断捨離することにしました。
そして、この冬、長女から「リビングで勉強したい」とのリクエストが上がりました。
リビングは家の中で最も快適な場所です。
平日の9時までは次女と一緒に過ごすための空間としていました。
その後寝るまでは長女がネトフリを見たり勉強をしたり自由に使っています。
しかし、休日に彼女がリビングで勉強したいというのは、ちょっとした問題です。
そこで、この3連休を利用して、寝室を少し模様替えすることにしました。
ニトリでカラーボックスを購入し、本を整理しました。
後日、寝室にテレビを置き、次女と一緒に長女がリビングで勉強をする間、過ごせるようにしたいと考えています。
2段ベッドの設置や布団の収納も検討しましたが、空間的な制約があります。
次女と夫とでカラーボックスを組み立て、今日は長女も含めて寝室の整理整頓。
「やった!冬休みの宿題、これ提出しようっと。」
「わたしも!」
長女も次女も学校の宿題で整理整頓の課題があったようです。
この小さな模様替え通じて、狭い空間を活用するアイデアが生まれ、家族で協力し、新鮮な気持ちで生活することができました。
毎日の生活は面倒なことも多いですが、工夫しながら楽しく生きることをめざしています。
そして、この状況を前向きに捉えて、作業に励む子どもたちは(特に次女)、本当にけなげで愛らしいです。
問題はこれからも起きてくるでしょう。
しかし、問題をマイナスに捉えるか、よしやってみよう!と思えるか。
それは自分たち次第だなあと思わせてくれる、今回の出来事でした。
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